MacBookPro Retina 15 Late2013を購入!Mid2012と性能の比較をしてみた【レビュー】

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MacBook Pro Retina(Late 2013)を購入!

15インチのMacBook Pro Retinaディスプレイモデル(Late 2013 ME294J/A)を購入しました!今回購入したのは、2014年の最新モデルではなく、2013年10月にリリースされた「Late 2013」です。

どうせなら新しい2014年モデルが欲しかったのですが、両モデルは基本的な性能はさほど違いがありません。

若干の違いはありますがプロセッサがIntelの第4世代「Haswell」なのか第4.5世代「Haswell Refresh」のくらいしか違いがなく、2013年後半モデルとほぼ同じ性能。つまり、型落ちモデルになっているけど性能があまり変わらないので、非常にお買い特に購入することができます。

現行モデルのMid 2014を普通にAppleStoreで購入すると税込で268,000円でAmazonなら231,000円です。

しかし、型落ちのLate 2013(ME294J/A)ならAmazonで210,000円と通常より5万円も安く手に入ります。さらに価格ドットコムで検索すると192,000円くらいで購入することもできます。僕はもちろん、最安値の価格ドットコムからの購入です。

つまり普通に買うより断然にお得!

MacBook Pro Retinaディスプレイモデル

日本経済は円安傾向に進んでいるので、いつAppleのレートが見直され価格が上昇してもおかしくないので今買うのもアリなのではないでしょうか。

開封の儀!

今更感満載のモデルですが、一応開封の儀をやっておきます…!後述しますが2012年モデルとのベンチマークの比較もしていますので参考にして頂けたらと…!

MacBook Pro Retina Late 2013の梱包はこんな感じで入っています。

MacBook Pro Retina Late 2013 パッケージ

箱を開けるとMacBook Proが入っていて、電源などの付属品も綺麗に梱包されています。

MacBook Pro Retina Late 2013 電源など

電源プラグのデザインが2012年モデルから少し変わったようで前まではアースを取る線が付いていたのです2013年モデルは省略されているようです。そもそも、アースのとれるコンセントはなかなか無かったので必要性はかなり低かったのでしょう。

Retinaディスプレイはこのように白い布で保護されています。

MacBook Pro Retina Late 2013 新品

本体左側には電源、Thunderbolt端子×2、USB3.0、ヘッドフォン+マイクの各端子があります。

MacBook Pro Retina 左側の端子

本体右側にはUSB3.0、HDMI、SDカードの端子があります。

MacBook Pro Retina 本体右側の端子

当たり前ですが2012年モデルと2013年モデルの外観は全く同じになっています。(追記:2015年のMacBook Pro Retinaディスプレイモデルもデザインは同じで第5世代のBroadwellプロセッサが搭載されています。)

購入したMacBookのスペック

購入したモデルはCore i7プロセッサ(クアッドコア 2.3GHz)に16GBのRAM、512GBのSSDストレージ、外部GPUにGeForce GT 750M(2GBRAM)を搭載したものです。

2年前にRetinaディスプレイの初号機を購入して今まで使ってきたのですが、RAMの容量が8GBということもあり、AdobeのIllustratorやPhotoshopを同時起動してSafariを開くとするぐメモリが一杯になって若干のもたつきがあったりしていたので、16GBのRAMを搭載している本モデルの購入を決断しました。

2013年モデルですから今更感がありますが、ベンチマークを比較したので折角なので紹介したいと思います。

Mid 2012とLate 2013のスペックの違いはこんな感じです。

mid 2012 late 2013
CPU Ivy Bridge Core i7 2.0GHz Haswell Core i7 2.3GHz
内臓GPU HD Graphics 4000 Iris Pro Graphics
外部GPU GeForce GT 650M 1GB GeForce GT 750M 2GB
RAM 8GB 16GB
ストレージ 256GB
SATA
512GB
PCIe
Thunderbolt ver.1
4K30Hz出力
ver.2
4K60Hz出力

CPUと外部GPUはさほど進化していませんが、内臓GPUが格段に性能がアップしておりメインRAMも16GBに増えているのが嬉しいところ。また。SSDストレージの接続方法もSATAからPCIeに変更されているので全てのおいて速くなっています。

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SSDの書き読み速度

Mid 2012とLate 2013のSSDの書き読み速度を「Disk Speed test」で比較しました。Mid 2012はSATA接続ですがLate 2013ではPCIe接続に変更されたこともあり、ただでさえスピードの速いSSDなのにさらに高速化を果たしています。

左:Mid 2012、右:Late 2013

MacBook Pro retina SSD速度の比較

  • MacBook Pro Retina(15-inch Mid 2012)
  • 書込速度:418.1MB/s
  • 読込速度:431.5MB/s
  • MacBook Pro Retina(15-inch Late 2013)
  • 書込速度:701.9MB/s
  • 読込速度:717.7MB/s

内蔵GPU(OpenGL)の速度

Mid 2012(HD 4000 Graphics)とLate 2013(Iris Pro Graphics)の内蔵GPUのOpenGL速度を「CINEBENCH R15」にて測定をしました。

左:Mid 2012、右:Late 2013

MacBook Pro retina GPUの性能比較

Mid 2012 Late 2013
OpenGL 17.12fps 31.67fps
CPU 540cb 575cb

HD 4000 GraphicsからIris Pro GraphicsになったことでOpenGLのフレートが17.12fpsから31.67fpsと大きく性能を上げています。見た感じもHD 4000 Graphicsは動作がかなりカクツキが見られましたが、Iris Pro Graphicsは内蔵GPUとは思えないくらいスムーズに動作していました。

外部GPU(OpenGL)の速度

Mid 2012とLate 2013の外部GPUのOpenGL速度を「CINEBENCH R15」にて測定をしました。

左:Mid 2012(GeForce GT 650M 1GB)、右:Late 2013(GeForce GT 750M 2GB)

MacBook Pro Retina 外部GPU性能比較

Mid 2012 Late 2013
OpenGL 46.93fps 57.72fps
CPU 546cb 541cb

外部GPUは内蔵GPUと比較すると性能アップは僅かとなっており、GeForce GT 650Mが46.93fpsでGeForce GT 750Mが57.72fpsという結果となりました。とはいえ、2013年モデルのGeForce GT 750Mは2GBのRAMを搭載しているので4Kディスプレイを繋いだ時など優位になりそうな感じもします。

全体のパフォーマンス

全体のパフォーマンスをNovaBenchで計測しました。内蔵GPUでの計測となっているのでGPUの数字はLate 2013モデルは大幅に高くなっています。

3DMARK MacBook Retina 性能比較

また、メインRAMも16GB搭載していることもあり、RAMスコアが178から229とかなり高くなっています。

数値で見るとさほど変化の無いように見えるMid 2012とLate 2013ですが、メインRAMの増加と内蔵GPUの性能が大幅に向上していることから、全体的な使い勝手はかなり向上しているように感じます。特にバッテリー使用時でも以前では外部GPUに切り替わっていた場面でも内蔵GPUのままでも大丈夫な場面も増えたのでバッテリー駆動時間も伸びていると思います。

個人的には16GBのRAMの恩恵がかなり大きいです。AdobeのIllustrator CCとPhotoshop CC、Safariをいくつか起動しても使用中のRAMは約8GBとなっており、未使用RAMが8GBもありかなり余裕のある状態になっています。

MacBookのメモリの使用量

2015年夏頃にはBroadwellプロセッサを搭載した新型のMacBook Proが登場すると思いますが、安く買いたいという方は型落ちモデルのMacBook Proを検討してみてはいかがでしょうか。

また、Appleでは整備済整品なども安く販売しているので、いいと安く購入することができるチャンスは多いように感じます。

→ Mac整備済製品

追記:2015年モデルのMacBook Pro Retenaディスプレイモデルは13インチが第5世代Broawdwellプロセッサ、15インチは第4.5世代のHaswell Refreshプロセッサ、感圧式トラックパットを新たに搭載してリリースされました。性能は2014年モデルっからさほど向上していませんが(SSDストレージの速度が劇的に向上しています。)、新しい機能が利用することができるなど進化しています。

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