iPhone8 シルバーモデルの実機レビュー!旧モデルと外観と性能の比較も!
iPhone 8 シルバーモデル レビュー
iPhone 8とiPhone 8 Plusがリリースされ早速手にした人も多いのかなと思いますが、今回は11月にiPhone Xの発売が控えていることもありiPhone 8を見送ったとく人も一定数いるのかもしれません。
しかし、4.7インチのiPhone 8は現時点ではiPhoneの中で一番小さくて価格の安い高性能スマートフォンなので、iPhone 6やiPhone 6sといった旧モデルを使っている人が乗り換えるには最適なモデルとなっていることは間違いないでしょう。
今回、iPhone 8のシルバーモデルを手に入れたので外観などのレビューをしたいと思います。今回購入したモデルはiPhone8の256GBモデルのシルバーです。いたってスタンダードなモデルと言っていいでしょう。
iPhone 8は基本的なデザインは今まで変わりありませんが、背面パネルがアルミ素材からガラス素材に変更されておりiPhone 4/4sのような質感を持っているように感じます。また、ガラス素材を採用することでワイヤレス充電に対応することが可能となり、Lightningケーブルをポートに接続することなくバッテリーを充電できるように進化を果たしています。
iPhone 8の箱と付属品
iPhone 8の箱はガラス素材となった背面パネルをメインとした画像が使用されています。
箱を開けると「Designed by Apple in California」の印字が入った説明書がお迎えしてくれます。iPhone 6sまでは本体がドンと入っていましたがiPhone 7からこのような仕様に変更されています。
中には説明書とSIMカードスロットを開けるためのピン、Appleのロゴステッカーが入っています。
そして本体下に5W電源アダプタとEarPods with Lightning Connector、そして3.5mmヘッドフォンジャックとLightningコネクタを変換するLightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタも同梱されています。
では、iPhone 8の外観を見ていきたいと思います。
iPhone 8 本体外観
パッと見はiPhone 7との違いを見分けるのは難しいかもしれませんね。特に正面に関しては全く同じと言っていいでしょう。
Touch ID内蔵のホームボタンはiPhone 7同様にタッチセンサー式となっているので、指で押すと振動でクリックした感触が伝わってくる仕様になっています。
引き続きLightningコネクタが採用されたiPhone 8ですがUSB-Cポートからの給電に関してはUSB-C電源アダプタとUSB-C Lightningケーブルを組み合わせることで急速充電に対応しています。別途購入しないといけないのは辛いですが、30分で最大50%充電できるらしいので、急いで充電したい人には嬉しい機能です。
iPhone 8はなんと言っても背面パネルのガラスの美しさが素晴らしい点でしょう。この光沢は見とれてしまいます。
もちろんガラスはランドフォルム形状に加工されているので、手に馴染む持ちやすさを実現しています。
カメラのレンズの周囲には金属素材のリングに覆われています。iPhone 7は本体のアルミ素材を上手に曲げることで一体化に成功していましたが、iPhone 8は素材がガラスになったことでiPhone 6sのように別途金属リングが装着する形になったようです。
せっかくなのでiPhone 7と並べて比較して見たいと思います。
iPhone 8とiPhone 7の外観比較
iPhone 8はシルバーモデルというかホワイトモデルですね。アルミニウムからガラスになったことで印象が全く異なります。また、iPhone 7には「Designed by Apple in California」や総務省指定の文字が印字されていましたが、iPhone 8はその文字が消えて無くなり、かなりスッキリしましたね。
iPhone 8は1200万画素のイメージセンサーを搭載していますが新しいイメージセンサーを採用し、カラーフィルターが見直されたことで表現力が向上しています。実際に撮影して見たところ、色合いがiPhone 8の方が深くなっていました。
背面パネルがガラスに変更されたことで上下にあったアンテナラインが消えたので非常にスッキリとしたデザインに仕上がっています。
iPhone 8は今までのiPhoneの完成形と言っていい仕上がりになっているように感じます。
iPhone 8 CPU・GPUの性能
iPhone 8はA11 Bionicチップを搭載してますが、2つの高性能コアと4つの高効率コアの6つのCPUコアを搭載したプロセッサとなっており、第2世代のパフォーマンスコントローラーを搭載することで6つのコアを同時駆動することも可能となり、大きく性能が向上しています。
iPhone 8とiPhone 7でCPUの性能をGeekbench 4を使って比較してみました。
iPhone 8 | iPhone 7 | |
シングルコア | 4264 | 3258 |
マルチコア | 10226 | 5300 |
シングルコアの性能は1000ほど向上しているのに対し、マルチコアは2倍となる5000も向上しているのが確認できます。これは凄いですね…。ちなみに、このスコアは13インチのMacBook Proと同等のパフォーマンスを持っていることになりモバイルプロセッサの性能向上には驚かされてしまいます。
次にGPUの性能を比較するMetal Scoreです。
iPhone 8 | iPhone 7 | |
Metal | 15138 | 12237 |
こちらも大きく性能が向上しているのが分かります。
最後にAntutuを使った総合性能を測定してみました。
iPhone 8 | iPhone 7 | |
3D | 61107 | 43158 |
UX | 74767 | 55294 |
CPU | 63468 | 49884 |
RAM | 15200 | 12832 |
総合 | 214542 | 161168 |
圧倒的な差でiPhone 8の方が性能が高いことが分かります。RAMの容量はどちらも2GBとなっていますが、iPhone 8の方が高いスコアを叩き出しています。RAMの転送速度がiPhone 7よりも高いものになているのかもしれません。
これだけ高性能なiPhone 8ですが、完全に過剰スペックのように思ってしまいますが、操作性が快適になるのはユーザーにとってはいいことなので、今後も性能の向上に期待したいところです。