iPhone Xの顔認証「Face ID」の設定画面や登録方法が明らかに!
iPhone XのFace IDの設定画面
Appleが現地時間9月12日午前10時に発表するとみられる有機ELディスプレイを搭載した新型のiPhoneはiPhone Xというネーミングになるとみられていますが、同モデルはホームボタンが廃止されることから新たな生体認証システムとして顔認証のFace IDが搭載されることが明らかになっていますが、iOS11 GMからFace IDの設定画面が発見されました。
Face IDの設定画面からはiPhone・iPadのロック解除、iTunesとApp Storeの認証、Safariのオートフィルで使用することが可能となっていることが確認できます。
Apple Payでの使用についての項目がありませんが、これはiOS11 GMを解析したGuilherme Rambo氏がApple Payを提供していないブラジルのアカウントを使用しているためであり、Apple Payを利用することができる国のアカウントではApple Payの利用もFace IDから可能になっていることが予想されます。
Face IDに顔の登録をする方法も動画で公開をしており顔のアイコンに合わせて自分の顔を合わせることで認識して登録をすることができる仕様になっています。
Authenticating with FaceID looks like this (timing not correct because it's just the UI, not actual auth) pic.twitter.com/kvNUARDQBJ
— Guilherme Rambo (@_inside) 2017年9月9日
指紋認証のTouch IDは2回の登録が必要となりますがFace IDも同様に2回の顔の登録をする必要があるようで、それで精度を高めているようです。
Face IDの使い勝手が気になるところ
気になるのは実際の使用感ですが、iPhoneのロック解除をする時にどれほどの認証精度、速度があるのかによってiPhone Xの快適度に深く関わってくることになりそうです。
Face IDは当然ながら顔がFaceTimeカメラ(前面カメラ)に入っていないと認証することができないと思いますが、夜間ではどのように認証をするのか、またテーブルの上のiPhone Xを置いてFaceTimeカメラの中に顔を認識させることができない状況だった時に、どのようにしてロック解除やApple Payを利用することになるのか、非常に気になるところです。
Touch IDの組み合わせならまったく問題はないとは思いますが、iPhone XのディスプレイにTouch IDが内蔵されているかどうかは明らかになっていません。