2020年以降のMacにApple独自設計のCPUプロセッサを採用しiOSとの親和性を向上か

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Mac Aプロセッサ

Apple独自設計プロセッサを2020年以降のMacに採用か

以前から噂にはなっていましたが、Appleは早ければ2020年にリリースするMacのCPUプロセッサをIntel製のチップからAppleが独自設計している自社製チップに移行すること計画していることが明らかになりました。

Mac向けの自社設計プロセッサは「Kalamata」というコードネームで呼ばれており、操作性が近くなってきているiPhone・iPadとMacをよりシームレスに動作させることを目指しているとのこと。また、IntelチップからApple独自開発したチップに移行することでMacのバッテリー駆動時間も大幅に改善させることができる可能性もあるようです。

自社開発プロセッサの開発はまだ初期段階となっており、IntelチップからAppleチップへの移行する前に次期OS(iOS 12・macOS 10.14)ではiOSアプリがMacで動作させることができる環境が整備されるのではないかと噂されています。

iOSデバイスと一部のMacにすでに採用されている

AppleはiPhone・iPadなどのiOSデバイスにすでに独自開発をしているAプロセッサを搭載しており、2011年にリリースされたiPhone 4に独自設計したA4チップを搭載したことが話題になりました。

A4チップからA10 FusionチップまではCPUコアのみAppleが独自に開発をしてGPUコアに関してはイマジネーションテクノロジーズのPowerVRを採用していましたが、iPhone XとiPhone 8/8 Plusに採用されているA11 BionicではGPUコアもApple独自に開発したものを採用して、完全に独自設計したチップを使用しています。

ちなみに、MacBook Pro(2016〜)にAppleが独自開発したT1チップ、iMac ProにもT2チップをそれぞれ内蔵しておりMacの一部の機能を動作させています。

  • T1チップ:Touch Bar・Touch ID
  • T2チップ:システム管理コントローラ、画像信号プロセッサ、SSDコントローラ、ハードウェアベース暗号化エンジン

このことからもMacシリーズのメインプロセッサもApple独自のチップを採用するのは自然な流れと言ってもいいのかもしれません。なお、iPhone XやiPhone 8/8 Plusに搭載されているA11 Bionicチップは12インチMacBookや13インチMacBook ProのIntelチップよりも高いベンチマークスコアを記録しています。

MacRumous
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