iMac ProにA10 Fusionチップを搭載か

iMac Proが2017年12月中にリリースすることをAppleが明らかにしていますが、iMac ProにはiPhone 7/Plusに搭載されているA10 Fusionチップを搭載する可能性があることが明らかになりました。

2016年にリリースされたMacBook ProにはT1チップと呼ばれるARMコプロセッサを搭載しTouch BerやTouch IDなどの機能を動かしていますが、もしiMac ProにA10 Fusionチップが搭載されることになれば、iOSデバイスでメインで使用されているチップがMacに搭載されるのは初めてということになります。

iMac ProにA10 Fusionチップを搭載することでMacのSiriで利用することができなかった「Hey Siri!」と声を掛けることでSiriを起動することができる機能を使うことができたり、iMac Proの電源が切れた状態からもSiriを起動し簡単な処理をすることができるようになるとのこと。

Confirmed: "Hey, Siri" is coming to the Mac pic.twitter.com/Dw9bRAzbxD

— Guilherme Rambo (@_inside) 2017年11月18日

A10 Fusionチップは旧モデルの13インチMacBook Proのインテルプロセッサよりも性能が高く、補助的な機能を動作させるにしてはかなり高性能なチップともいえます。iMac ProにA10 Fusionチップを搭載することで、より高度な処理をインテルプロセッサを使うことなくできるようになるので、どのような機能が搭載されるのか気になるところ。