iMac 2017の1TB Fusion Driveは24GBから32GBにSSDの容量が増加
iMac 2017の1TB Fusion DriveのSSDは24GBから32GBに増加
Appleが2017年6月にリリースしたiMac 2017は旧モデルから最大50%もSSDの速度が向上したと発表していましたが、SSDとHHDを組み合わせたFusion Drive(フュージョンドライブ)1TBのSSDの容量が24GBから32GBに増えているようです。
これはApple公式サイトの購入画面の「あなたのぴったりの容量は?」から確認をすることができ、「1TBのFusion Driveは1TBのハードドライブと32GBの高速SSDを組み合わせます。」と説明が記されています。
2TBと3TBのFusion Driveについては「2TBと3TBのFusion Driveは、より容量の大きいハードドライブと128GBの高速SSDストレージを組み合わせるため、最も頻繁に使うファイルのためのスペースがより大きくなります。」と説明書きがされているので、今まで通り128GBのSSDが組み合わせれているようです。
24GBから32GBの差は6GBほどしかありませんが、近年はカメラの画素数や動画データの肥大化が著しいるので少しでもSSDの容量が増えることで、Fusion Driveを搭載したモデルでも処理が快適になるのは喜ばしいことではあります。
SSDモデルのベンチマークスコア
Arstechnicaに歴代iMacのストレージの速度を計測したベンチマークスコアが掲載されています。2015年と2017年に使用されたテスト機はいずれも5K Retinaディスプレイモデルの上位モデルとなっています。Fusion Driveを搭載したモデルではないので参考程度ですが。
2012年モデルや2013年モデルのiMacと比較すると圧倒的にスピードが向上していることになりますが、2015年モデルからは約40%ほど転送速度が向上していることが確認できます。Fusion Driveを搭載したiMacのストレージ速度がどれほどのものになっているのかが、木になるところではありますが、Fusion DriveのSSD領域に保存されているデータの読み書きはSSDモデルと同等な速度を持っている可能性はあるのかもしれません。
なお、2013年モデルのiMacの1TBのFusion Driveは128GBの容量のSSDを搭載していましたが、2015年モデルより24GBの容量に削減されていました。