iPhone8の表示エリア解像度は2,436 x 1,125ピクセルか?3倍スケーリングで高精細表示に対応
iPhone8からのアクセスログが確認される
Appleが2017年秋に5.8インチのOLEDディスプレイを搭載したiPhone8を発表するとみられていますが、MacRumorsによるとiPhone8とみられるデバイスからのアクセスが増加していると伝えています。
iPhone8はホームボタンを廃止し5.8インチのベゼルレスディスプレイを搭載、画面の下にホームボタンの代わりとなるファンクションエリアと呼ばれる領域を追加され、実際の表示エリアは5.15インチになると噂されています。
KGI証券のMing-Chi Kuo氏によると、5.8インチのディスプレイの解像度が2,800 x 1,242ピクセルになり、ファンクションエリアを除いた実際の表示エリアは2,436 x 1,125ピクセルになるとしています。今回、MacRumorsのアクセスログに記録された解像度が一致しているようです。
MacRumorsのアクセスログに記録されているのはApple本社のあるクパチーノやサニーベールなどからのアクセスでiOS11で動いている端末とのこと。
ベース解像度は812 x 375ピクセルで3倍スケーリングか
記録された解像度は812 x 375ピクセルでこの解像度を3倍にスケーリングするとちょうど2,436 x 1,125ピクセルになります。もし、3倍スケーリングの表示となれば歴代iPhoneの中で最も繊細な画質を表示させることができるということになります。
Appleは2010年にRetinaディスプレイを搭載したiPhone 4をリリースしました。Retinaディスプレイは今までのディスプレイの解像度を倍にして、素材の解像度を倍にすることで素材の大きさはそのままでより鮮明な画質を得ることができるようになりました。
iPhone 5/5s(1,136 x 640ピクセル)は568 x 320ピクセルを2倍に、iPhone 6/6s/7(1,334 x 750ピクセル)は667 x 375ピクセルを2倍にすることで鮮明な表示を実現しています。iPhone 6 Plus/6s Plus/7 Plus(1,920 x 1,080ピクセル)は736 x 414ピクセルを3倍(2208 x 1242ピクセル)してから1,920 x 1,080ピクセルに縮小することで鮮明な表示を実現しています。
5.5インチのiPhone 6 Plus/6s Plus/7 Plusですでに3倍スケーリングの処理をしていることを考えると、5.8インチのiPhone8も同様な処理がされる可能性はかなり高そうですね。