iOS11.1が正式リリース!3D Touchによるマルチタスク切り替え機能が復活!
iOS11.1が正式リリース
AppleがiPhoneとiPad向けにiOS11.1を正式にリリースをしました。iPhone Xのリリース前にiOS11.1がリリースされるのではないかとみられていましたが、直前に最新のiOS11.1が一般リリースされることになったようです。
アップデートに必要な容量はiPhone 8 Plusが329.2MB、iPhone 7が305.8MB、iPhone 7 Plus が312MB、iPad Pro 12.9、iPad Pro 10.5が207.3MB、iPad Pro 9.7、iPad Air 2が171.5MBとなっていました。
iOS11.1にアップデートすることで70文字の新しい絵文字が追加され、数多くのバグの修正及び改善も含まれています。beta版からの情報で電池の持ちが改善されるとも言われているようですが、果たして期待していいのかな?
基本的にバグの修正がメインのバージョンとなっているようですが、この中でも特に気になる機能としては、3D Touch対応のディスプレイで画面端を強く押した時にAppスイッチャーにアクセスする機能が復活したのは嬉しいところです。
iOS11.1の新機能と修正点が含まれています。
絵文字
- 食べ物、動物、伝説上の生き物、衣服関連品、より表現豊かなスマイリーフェイス、性別による区別のないキャラクターなど、70字を超える新しい絵文字が追加
写真
- 一部の写真がぼやけて見える問題を修正
- Live Photosエフェクトの再生が遅くなる問題に対応
- iCloudバックアップから復元したときに、一部の写真が“ピープル”アルバムに表示されない問題を修正
- スクリーンショット間をスワイプするときのパフォーマンスの問題を修正
アクセシビリティ
- 英語点字のグレード2の入力の対応を改善
- 複数ページのPDFへのVoiceOverのアクセスを改善
- 受信した通知を知らせるときのVoiceOverのローターのアクションを改善
- AppスイッチャーからAppを削除するときのVoiceOverのローターのアクションのメニューを改善
- タッチ入力モードでVoiceOverを使用しているとき、代替キーが表示されない問題を修正
- “メール”でVoiceOverのローターが常にデフォルトのアクションに戻ってしまう問題を修正
- VoiceOverのローターがメッセージを削除しない問題を修正
その他の改善および修正
- 3D Touch対応のディスプレイで、画面の端を押してAppスイッチャーにアクセスする機能を回復
- 消去したメールの通知がロック画面に再表示される問題を修正
- エンタープライズ環境で、データが管理対象Appの間で移動できない問題を修正
- 一部の他社製GPSアクセサリで位置情報が不正確になる問題を修正
- 心拍数の通知の設定がApple Watch Appに表示される問題を修正(第1世代)
- Apple WatchでAppのアイコンが表示されない問題を修正
アップデートは「一般」→「ソフトウェアアップデート」から可能となっています。
watchOS 4.1も正式リリース
また、Apple Watch向けにwatchOS 4.1も合わせてリリースされています。
- Apple Watch Series 3で、Apple MusicまたはiCloudミュージックライブラリを使用してミュージックのストリーミングが可能
- Apple Watch Series 3で、新しいRadio Appを使用して、Beats 1やライブラジオや、カスタマイズしたステーションや、エキスパートにより厳選されたステーションの視聴が可能
- Siriを使用して、曲、プレイリスト、またはアルバムを、検索したり、見つけたり、再生したりすることが可能
- フィットネスデータをGymKitに対応しているトレッドミル、エリプティカル、ステアステッパー、およびインドアバイクと同期して、より正確な距離、ペース、およびエネルギー消費の計測が可能
- Apple Watch Series 3(GPS+Cellularモデル)で、コントロールセンターでWi-Fiネットワークからの接続解除が可能
- Apple Watch Series 1以降で、心拍数の通知機能が有効でないときに通知が表示されてしまう問題を修正
- 一部のユーザで、スタンドのリマインダー通知が表示されない問題を修正
- 一部のユーザで、現在のスタンド時間の表示がされない問題を修正
- 消音アラームで、触覚による通知が行われない問題を修正
- Apple Watch(第1世代)で充電できない問題に対応
- 日の出と日の入りのコンプリケーションがときどき表示されない問題を解決
- 中国のデフォルトの音声入力言語を北京語に修復
watchOS 4.1にアップデートすることでApple Watch series 3でApple MusicやiCloudミュージックライブラリの楽曲をストリーミング再生できるようになり、使い方の幅が広がることになりそうですね。
watchOS 4.1へのアップデートはWatchアプリの「一般」→「ソフトウェアアップデート」から実行することが可能となっています。