iPhone Xは衝撃に弱く壊れやすい!ガラス筐体に全面ディスプレイで強度が弱くなった?

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iPhone Xは衝撃に弱い?

Appleが2017年11月3日にリリースしたiPhone Xは新しいデザインを採用した新世代のiPhoneに生まれ変わり注目を浴びていますね。そんな中で電子機器の保証サービスを提供している米SquareTradeが落下(ドロップ)試験を実施しYouTubeで公開しました。

その結果、ほぼガラスで覆われたiPhone Xは今までのiPhoneで最も壊れやすいiPhoneとなっていることが明らかになったようです。

iPhone X 落下試験

落下試験の方法として6フィート(1m)の高さからコンクリートに前面、側面、背面で落下させるというものとなっています。驚くことに一番最初の側面から落とす落下テストによりiPhone Xのディスプレイの表示がおかしくなってしまったようです。次に前面部分のガラスが粉砕されてしまいSuper Retinaディスプレイのタッチパネルが反応しなくなってしまいディスプレイの表示もおかしくなってしまう現象も発生した模様。

iPhone X 落下テスト

さらにiPhone Xの目玉機能だったFace IDも動作しなくなってしまったようです。そして、背面から落とした場合も、同様にガラスは粉砕してしまうようです。

次にショットテストと呼ばれる車の屋根から落下をシミュレートする落下試験を実施しています。車の屋根というのがちょっと謎ですが、箱の中にiPhone Xを入れて60秒間回転されるというテストのようです。

iPhone X 落下試験

この試験の結果も背面部分のガラスが割れてしまいディスプレイの異常、Face IDが動作しないといった症状が出てしまったようで
す。

落下試験の結果

落下試験の結果、iPhone Xが壊れるリスクは100点満点中90点となったようです。この点数は数字が高いほど壊れやすいということになります。過去のモデルで同じくガラス筐体を採用していたiPhone 4も6フィート(1m)の高さからガラスが粉砕していたようですが、ディプレイが故障したり、操作することができなくなる症状は出なかったようで、iPhone Xはガラスの割れやすさだけではなく内部部品のダメージも受けやすい構造になってい可能性があるのかもしれません。

iPhone XはAppleCare +に加入することで11,800円で破損したディスプレイを修理することができますが、AppleCare +に加入する価格が通常のiPhone 8の14,800円よりも8,000円も高い22,800円となっています。壊れやすいのにAppleCare +に加入するための料金が高いという、お財布にかなり厳しいiPhoneということになりますね。

なお、落下によるリスクはiPhone 8は64、iPhone 8 Plusは74、Galaxy note 8は80というスコアとなっており、iPhone Xは最も壊れやすいデバイスと言えるのかもしれません。

同じガラス筐体なのにiPhone Xの方が壊れやすいのはやはり全面ディスプレイを採用したことで強度がかなり弱くなってしまったということなのでしょうかね。やはりスマートフォンにガラス素材は使いべきではないと思うのですが、次機種でアルミ素材に戻る可能性はないのかな?

Apple Insider
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