Intel、AMD Radeon GPUとHBM2を内蔵Coreプロセッサを発表!MacBook Proへの搭載に期待!
IntelがAMDのGPU搭載のCoreプロセッサを発表
ついにIntelとAMDが手が組んだ?!
IntelがIntelのCPUとAMDのdGPUを統合しパッケージ化した新しい第8世代Coreプロセッサを発表しました!同製品は2018年第1四半期に発売されるノートPCに初搭載されるとのこと。
Core H・Radeon GPU・HBM2をワンパッケージ化
新しい第8世代CoreプロセッサはIntelのCore HシリーズのCPUコアとAMD にRadeonベースのGPU、そして第二世代高帯域幅のメモリ(HBM2)を一つのチップにパッケージ化したものになるようです。
今まではCoreプロセッサの中にもIntelのGPUが内蔵されていましたが、性能はかなり控えめなものとなっており、性能の高いNvidiaやAMDのGPUとメモリ(GDDR5)を別途外付けすることで高性能な性能を実現していました。
新しい第8世代CoreプロセッサはCore HのCPUコアとAMDのGPU(Radeonベース)、第二世代高帯域幅のメモリ(HBM2)を一つに統合しワンパッケージ化したものとなります。HBM2はメモリ帯域を大幅に向上したメモリで2017年12月にリリースされるiMac Proに搭載されるAMDのGPU・Radeon Pro Vegaにも採用されているものですね。
これらのチップをワンパッケージ化することでスペースを50%以上も減らすことができデバイスの小型化をすることができ、発熱も抑えることができることから消費電力を下げることも期待できます。それ以外にもCPUとGPU間でリアルタイムの電力共有、温度、パフォーマンス状態を監視調整することが可能になり、最適なパフォーマンスを発揮することができ、全体的な性能向上も期待できるとのことです。
15インチMacBook Proへの搭載に期待したい
どこのメーカーのノートPCにIntelとAMDが共同開発した新しい第8世代Coreプロセッサが搭載されるのかは不明です。もしかしたら2018年にリリースされるAppleの15インチMacBook Proに採用される可能性もあるかもしれませんね。
15インチMacBook Proの2017年モデルはIntelの第7世代Kaby Lake-HプロセッサとRadeon Pro 555、2GB GDDR5メモリがそれぞれ搭載されています。もし新しい第8世代Coreプロセッサが採用されることになれば、ロジックボードの小型化が可能となりバッテリー容量を増やすこともでき、性能を強化しつつバッテリー駆動時間を大幅に伸ばすことができるかもしれません。
バッテリー持ちが本当に悪いので、本当に期待したいところ。どうなるかな?