MacBook Pro 2018に搭載?Intelが第8世代Coreプロセッサ(Uシリーズ)を正式発表!
Intel第8世代Coreプロセッサ(Uシリーズ)が正式発表
Intelが第8世代CoreプロセッサとなるKaby Lake R(Refresh)のUシリーズを正式に発表しました。同プロセッサは当初はCoffee Lakeと呼ばれていたプロセッサですが、第7世代のKaby LakeのRefreshバージョンという位置付けでの登場になるようです。
Uシリーズには15Wと35Wの二つのシリーズが混在していましたが、第8世代ではついに15Wシリーズの方のコア数が4コアにスペックアップを果たすことになり、最大で前モデルと比較して40%ほどの高速化が期待できるとのこと。
今回発表されたのはCor i7 8650U/8550U、Core i5 8350U/8250Uの4つのモデルです。いずれも第7世代ではCPUのコア数は2コア(15W)だったモデルで第8世代になったことでCPUコア数が4コア(15W)にスペックアップすることになります。
新旧プロセッサ(i5-8350U vs i5-7260U)のスペック比較です。Core i5-7260Uは13インチMacBook Pro(Touch Barなし)に搭載されているプロセッサで、第8世代のCore i5-8350Uが後継プロセッサに該当するのかなと思います。
i5-8250U | i5-7360U | |
CPU コア/スレッド | 4/8 | 2/4 |
ベースクロック数 | 1.7GHz | 2.3GHz |
Maxクロック数 | 3.6GHz | 3.6GHz |
GPU | Intel UHD Graphics 620 1.1GHz |
1GHz |
RAM | DDR4-2400、LPDDR3-2133 | DDR4-2133、LPDDR3-2133 |
TDP | 15W | 15W |
第7世代のクロック周波数は2.3GHz〜でしたが第8世代では4コアにCPUコアを増やす代わりにクロック周波数を1.6GHz〜に低下させることで省電力性能を維持しているようです。なお、同プロセッサは5年前のCore i5-3317Uと比較してoffice系アプリの速度が2倍に、Webブラウジングの速度が1.9倍になっているとのこと。
2018年のMacBook Proシリーズに採用か
UシリーズはAppleの13インチMacBook Proに採用されているプロセッサなので2018年にリリースされるであろうMacBook Proシリーズへの搭載が期待できそうです。特に15Wの省電力のUシリーズプロセッサを搭載している下位モデルとなるTouch Bar非搭載のMacBook Proの性能が大幅に向上することになりそうです。
第7世代Uシリーズ(35W)の後継プロセッサーの方はまだ発表されていないようですが、どれほど性能が向上するのか気になるところです。