MacBook Pro 2017のキーボードは改良されタイピング音が改善されている?(聴き比べてもよく分からないレベル)
MacBook Pro 2017のキーボードは改良されている
2017年モデルのMacBook Proのバタフライ構造のキーボードのタイピング音が改善されていると話題になっていますが、実際に2016年モデルから2017年モデルに乗り換えた身としてはあまり変化していないというのが正直なところです。
バタフライ構造のキーボードは2015年3月にリリースされた12インチMacBook 2015で初めて採用され、2016年10月にリリースされたMacBook Pro 2016でタイピング性能を向上させた第2世代のバタフライ構造のキーボードが採用されました。
そして2017年6月にリリースされた13/15インチMacBook Pro 2017、12インチMacBookにも第2世代のバタフライ構造のキーボードが搭載されていることが明らかになりましたが、2017年モデルは少しだけ改良が加えられていることが判明したそうです。
I think I see it. Is this what you see? pic.twitter.com/d9Jijr799H
— Aaron Block (@AaronBlock) 2017年6月30日
具体的に改良された部分としてキーキャップの裏側中央にある円の部分が大きくなりラバーガスケットが新たに追加されているとのこと。
確かに構造が少しだけ改良されているようですね。Impress PC Watchにてどれほどタイピング音が改善しているのか比較した動画が公開されています。
確かに2017年モデルの方が少しだけ音が小さいようながしますが、ほとんど同じようにも聞こえます。僕は13インチモデルのMacBook Pro 2016モデルと2017年モデルを所持していましたが、タイピング音はほぼ同じです。むしろキーの位置や叩き方によっては2017年モデルの方がうるさいと感じることもあります。
ただ、キーによる音の高さ(場所によってパチパチとなるキーが存在する)のバラツキは減り甲高い音を出すキーは減ったようにも感じます。
しかし、バタフライ構造のキーボード特有のカチカチといったタイピング音が改善されたのかと聞かれるとNOです。キーによる音のばらつきが減少した…というのが実情なのかなと思います。もしかして13インチモデルは改良が施されていないのか。ショップに行って15インチモデルを触ってみたいところですね。
いずれにしても2017年モデルは改良が施されているのは事実ですし、2016年モデルよりも2017年モデルの方が良くなっているのは間違いないでしょう。しかし、このために2017年モデルに乗り換えるというのはちょっと微妙なところですね。