macOS 10.12.3でバッテリー性能が改善へ。CRがMacBook Pro Late 2016を再テストし「推奨」に変更!
Consumer ReportsがMacBook Pro Late 2016の再テストを実施
コンシューマ向け製品を評価している米国のConsumer Reportsが、AppleのMacBook Pro Late 2016を評価した結果、バッテリーの持ちにバラツキがあることからMacBookシリーズとしては初めて「推奨しない」と評価し話題となっていましたが、Consumer ReportsがmacOS Sierraの新バージョンである10.12.3で再評価した結果「推奨する」に変更したことが明らかになりました。
AppleはConsumer Reportsの結果を重く受け止め、MacBook Pro Late 2016のバッテリーの性能を検証。その結果、Safariのキャッシュに関する機能で不具合があることが発見され、macOS Sierra 10.12.3のbeta版にて修正されたことが明らかになりました。
macOS Sierra 10.12.3で電池持ちが改善か
そして、Consumer Reportsは再テストを実施。その結果、MacBook Pro Late 2016のバッテリー性能はAppleが公式で発表している10時間という数値を大きく上回ることになります。
- 13インチ(Touch Barなし):18.75時間
- 13インチ(Touch Barあり):15.75時間
- 15インチ:17.25時間
ただし、テスト条件がかなり甘いので実際にこれだけ電池が持つことはないでしょう。実際に僕が使用している15インチのMacBook Pro Late 2016は通常の使い方で6.5時間しかバッテリーが持たず公式の10時間に達成することができませんでした。
Touch Barなしの13インチMacBook Pro Late 2016なら良いところまで行きそうな感じですが、Consumer Reportsのバッテリー性能テストは全くあてにならないと言っても良いと思います。
電池持ちよりも不具合が多いことが問題
個人的にはTouch Barを搭載しているMacBook Pro Late 2016に不具合の多さを本当にどうにか潰して欲しいと願います。今、確認している不具合で世間で問題となっているGPUの表示不具合に関しては出ていませんが、Safariが頻繁にクラッシュするという現象に悩まされています。
macOSのクリーンインストールも試みて見ましたが、Safariのクラッシュは一向に治る気配がありません。
Appleにクラッシュレポートをすでに100通以上は送信していると思うので不具合に気付いていると思うのですが、次期アップーデートのmacOS Sierra 10.12.3で改善されていることに期待したいですね。
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