次世代のMacは新メモリ技術「3D Xpoint」が採用され劇的に性能向上か
Intelの新メモリ技術「3D Xpoint」がMacBookに?
Intelが「3D Xpoint」と呼ばれる新規格の超高速メモリ技術を2015年夏に「Intel Developer Forum(IDF)」にて発表しましたが、Appleの次期MacBookにて同メモリを採用したモデルが登場するかもしれません!
「3D Xpoint」は現行のNANDフラッシュストレージより密度が高く、1000倍も高速で耐久性が高い性能を誇っておりメモリプロセス技術の大きな転換期となる規格となっています。
詳しい技術的な内容はよくわからないのですが「3D Xpoint」のメモリセルは、セルが個々にアドレス指定できるようになっておりワード線とビット線の交点に座る三次元チェッカーボードを作成、データをより速く、より効率的な読み出し、書き込み処理を行うことができるそうです。
MacBookはNVM Expressに切り替え済
Appleは「3D Xpoint」に関心を寄せているようで、MacBookシリーズでは転送速度がネックになっていたPCl ExpressのAHCIプロトコルから次世代のNVM Expressの接続にすでに切り替えている経緯があります。
現行モデルではNVM Expressの転送速度が生かしきれていない状況ですが、「3D Xpoint」のSSDストレージとの組み合わせで劇的な高速化が期待できるようです。
Intelは2016年から「3D Xpoint」技術を採用したメモリを利用できるように計画しているそうですが、今年モデルチェンジが期待されるMacBookシリーズに使われることはなく今まで通りのNANDフラッシュストレージが採用されることになるでしょう。
ここ最近はMacBook Proの性能は大きく向上することなく緩やかなカーブを描いているように感じますが、将来的にはパフォーマンスが大きく向上することが期待できるかもしれません。
2016年はMacBook AirとProのモデルチェンジに期待しているのですが、WWDC 2016でお披露目となるでしょうかね。