iOS11 片手用キーボードの使い方と設定方法!iPadのクイック言語切り替えについても!
iOS11 片手用キーボードの設定方法
iOS11ではソフトウェアキーボードの横幅を縮小して左右のどちらかに寄せることができる「片手用キーボード」を設定することができるようになりました。この記事ではiOS11の片手キーボードを設定する方法について紹介します。
「設定」から片手用キーボードを設定する
「設定」アプリの「一般」→「キーボード」の中にある「片手用キーボード」から有効にすることができます。初期設定は「オフ」になっているので、利き手に合わせて「左側」か「右側」のどちらかに設定をすることで、キーボードを寄せることが可能となっています。
キーボードから直接切り替える
ソフトウェアキーボードから直接、片手用キーボードの設定をすることができます。キーボードの左下にある「地球儀マーク」を長押しするとキーボードのサブメニューが表示され、一番下にキーボードをどちらに寄せるかのアイコンが表示されるので選択しましょう。
キーボードを右寄せ、左寄せにすることができます。
ちなみに日本語キーボードだけではなくQuickTypeキーボードもこのように左右に寄せることができます。
日本語のフリック入力は丁度良いサイズ感ですが、QuickTypeキーボードに関してはさすがにキーの幅が小さくなりすぎるので、かなり使いにくく実用的ではないようにも感じます。片手用キーボードは4.7インチ、5.5インチ、5.8インチのiPhone Xで設定をすることができます。
iPadでの片手モードについて
iOS11の新機能ではなく随分前から搭載されている機能ですが、iPadでも日本語のフリック入力を片手ですることができるモードを設定することができます。「設定」→「一般」→「キーボード」から「日本語」を選択して「かな」にチェックを入れて「完了」を選択します。
ソフトウェアキーボードを表示さえて「あいう」の日本語入力モードにした状態で、右下のキーボードのアイコンを長押しをします。すると「固定解除」「分割」というサブメニューが表示されるので「分割」を選択します。
するとキーボードが分割され片手で日本語フリック入力をすることができるようになります。
ちなみにキーボードの分割はサブメニューからではなく両手を使って外側にスライドすることでもすることができます。この機能は随分前からiOSに搭載されている機能となっています。
クイックで言語切り替え(iPad)
iOS11の新機能としてiPad限定でQuickTypeキーボードで英語モードと英数字モードを簡単に切り替えることができるようになっています。
今までは言語切り替えから英記と数字・記号を切り替えていたので、iOS11のiPadのソフトウェア上の文字入力はこれまで以上にスピーディーに行うことができるのではないでしょうか。iPad Proではスマートキーボードを使うことが多いでしょうし、あまり関係のない改善点かもしれませんが、iPad(第5世代)などのスマートキーボードを使用することができないモデルにとっては有難い進化と言えそうです。