A11チップは6コアのCPUコアを搭載か

iOS11 GMのコードから様々な情報が明らかになってきていますが、iPhone8/8 PlusとOLEDディスプレイを搭載しているプレミアムモデルiPhone Xに搭載されるCPUプロセッサA11チップは6つのCPUコアを搭載したものであることが明らかになりました！

6コアある中で2コアがパワー重視の「Monsoon」、4コアが高効率を重視の「Minstral」と呼ばれるコアになるようです。

Just to clarify on the A11: it's two high-power Monsoon cores and four low-power Mistral cores, all independently addressable. No Fusion

— Steve T-S (@stroughtonsmith) 2017年9月10日

現行のiPhone 7/7 Plusに搭載されているA10 Fusionチップはパワーコアが2つ、高効率コアが2つの4コアとなっておりパワーと省電力をうまく両立しています。iPad ProのA10X Fusionチップはパワーコアが3つ、高効率コアが3つの6コアを搭載しています。

iPhone8/Xに採用されるA11チップは10nmのプロセスルールが採用されると言われており、省電力を維持しながら2コアから4コアになった高効率コアのおかげで省電力モード時の性能も底上げされていることが期待できそうです。

全モデルで4K/60Hzの動画撮影に対応

iPhone 8/8 PlusとiPhone Xは高性能なA11チップを搭載することで、のすべてのモデルにおいて4K/60fpsの動画撮影や新しく追加されるポートレートライティング機能に対応するようです。

ポートレートライティングは「Contour Light」「Natural Light」「Stage Light」「Stage Light Mono」「Studio Light」の5つのライティングプリセットが搭載され、高度なライティング撮影をすることができるようになっています。

Face IDはiPadでも利用可能に？

iPhone Xに搭載されるとみられる顔認証システムのFace IDですが、iPadやiPod touchでも利用することが可能であるコードが発見されています。

Looks like Face ID will work with Apple Pay, and it may be coming to the iPad and iPod touch as well. pic.twitter.com/IeFpS4eNbJ

— Jeffrey Grossman (@Jeffrey903) 2017年9月10日

ということは、現行のiPhone 7/7 Plusでも利用可能となるのか、それとも次期iPad ProやiPod Touch 7での対応となるのか、詳細は分かっていませんが、AppleはFace IDをすべてのiOSデバイスでの採用を検討しているようです。