iPhone8のLTE通信速度はiPhone7よりも高速に!実測したら3倍も速くなってた!

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iPhone8のLTE通信の速度について

iPhone 8 背面パネル

モデムチップはLTE Cat16(1Gbps)に対応

iPhone 8とiPhone 8 PlusのLTEモデムは各国のモデルによって、Qualcommのモデムチップ(MDM9655 Snapdragon X16 LTE Cat)かIntelのモデムチップ(XMM7480)が搭載されており、日本で販売されているiPhone 8/8 PlusはLTE DL Cat16、UL Cat13(最大受信1Gbps、送信150Mbps)に対応したQualcommのモデムチップが搭載されています。

4×4 MIMOアンテナ不採用でLTE Cat15(800Mbps)に対応

しかし、iPhone 8/8 PlusにはLTE Cat16を最大限活かすために必要な、4×4 MIMOアンテナ構造を採用していないためLTE Cat15(最大受信800Mbps、送信150Mbps)の通信仕様となってしまっているようです。

PCMagによると、ニューヨークの地下鉄でLTE Cat16に対応しているGalaxy S8とLTE Cat15のiPhone 8にて、T-Mobileの電波の入りを確認したところGalaxy S8は8回/11回は早い段階で通信をすることができ、iPhone 8と比べてLTE通信が復帰するのが16秒ほど平均して早かったそうです。

iPhone 8のLTE通信速度はiPhone 7と比較して爆速に!

せっかく高速通信をすることができるLTEモデムを搭載しているのに、4×4 MIMOアンテナを採用することができなかったのが少し残念でもありますが、iPhone 7/7 PlusのCat9(最大受信450Mbps、送信50Mbps)に比べるとかなり性能が向上しているのは間違いないでしょう。

OoklaがiPhone 6s Plus、iPhone 7 Plus、iPhone 8 PlusのLTE通信の受信速度を比較した結果を公開しており、iPhone 7よりもiPhone 8の方がLTE通信の速度が高速になっていることが確認できているようです。

実際にiPhone 8とiPhone 7を使ってドコモのSIMカードを入れ替えて通信速度をRBB SPEEDにて計測してみました。地方都市郊外ですが、ちょっと驚きの数字でした。

iPhone 8とiPhone 7のLTE速度

今までLTE通信で100Mbpsを超える速度を見たことなかったのですが、iPhone 8では簡単に100Mbpsを越え、149.73Mbpsというスピードが出ており、iPhone 7の3倍の通信速度になっていました。これはもう光回線並みの通信速度ですよね。地方都市のはずれでこのスピードがすでに出ていることに驚きです。

この結果から、iPhone 8のLTE通信の性能はiPhone 7から確実に向上しているのは間違いないようです。ただし、場合によっては50Mbps程度に落ちることもあるので、うまくLTE CAの電波を掴んでいないといけないようですね。この辺りはスペック表を比較しても分からない部分なので、iPhone 8とiPhone 7どちらを買うかの比較対象としてもいいのかもしれませんね。

なお、11月に販売が開始されるiPhone XもiPhone 8/8 Plus同様にLTE Cat15に対応しているそうです。

MacRumors
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