iMac 2015の1TB Fusion DriveのSSDは128GBから24GBに減少へ!
新型iMac 2015のFusion Driveは容量によって速度が異なる?
2015年10月13日に発売が開始された、21.5インチのiMac Retina 4Kディスプレイモデルと27インチのiMac Retina 5Kディスプレイモデルは1TB Fusion Driveを選択することが可能となっていますが、1TB Fusion DriveのSSD容量が128GBから24GBと1/5も減少していることがAppleの公式ページから明らかになっています。
これは「購入」ページの「③容量を選ぶ」の「あなたにぴったりの容量は?」というページに記載されている内容で「1TBのFusion Driveは1TBのハードドライブと24GBの高速フラッシュストレージを組み合わせます。」とはっきりと表記されていることが確認できます。
今までのモデルは1TBのFusion Driveであっても128GBのフラッシュストレージを搭載していましたが、新モデルからは2TB以上のFusion Driveでないと128GBのフラッシュストレージが組み合わせされないようです。
Fusion Driveは頻繁に利用するデータを自動的にSSD側に格納する仕組みとなっており、OSやユーザーがよく利用するアプリ、データなどが対象になっていますが、24GBのフラッシュストレージでも快適に動作させるには十分な容量と言えるのかもしれません。
Appleも認める速度の違い
しかし、Appleは二つのFusion Driveを「スピーディーな1TBのFusion Drive、もしくは最大3TBの超高速型Fusion Driveを用意しました」としているので1TBのFusion Driveと2TB/3TBのFusion Driveの速度が異なることは間違いないようです。
1TBのFusion Driveから2TBのFusion Driveにアップデートすることは可能ですが、プラス24,000円高くなることになります。iMac Retina 5Kディスプレイモデルは価格が下げられましたが2TBのFusion Driveを選択すると実質値上げになってしまうのは痛いところですね。(ただし、AMD Radeon R9の外部GPUが標準装備されているのでトントンといったところ)
追記:2017年6月にリリースされたiMac 2017のフュージョンドライブのSSDの容量が24GBから32GBに容量が増えていることが明らかになっています。6GBほどしか容量は増えていませんが、下位モデルの速度向上には一役買っていると言えるのではないでしょうか。