MacBook Pro Retina (15inch,Mid 2015) のSSDは2GB/secと超高速化!
新型MacBook Pro Retina (Mid 2015) のストレージは超高速
15インチMacBook Pro Retina (Mid 2015) のSSDストレージの読み込み・書き込みの速度はかなり速くなっているようです!これだけでも買い替える理由になるかもしれません!
第5世代のCoreプロセッサBroadwellの採用が見送られた15インチMacBook Pro Retina (Mid 2015) のPCIe ベースのSSDストレージは前世代のものよりも高速になっていることが明らかになっていますが、フランスのMacGenerationが2.2GHzモデル(256GB・16GB RAM)でストレージの速度を測定して結果を公開しています。
ストレージ速度の測定はQuickBench 4.0を利用し実施され、平均読み取り速度(Read)が 2GB/sec、平均書き込み速度(Write)が1.25GB/secにまで達していることが明らかになりました。(Extended Test)
この数字は同じくストレージ速度が高速化された13インチMacBook Air (Early 2015) の平均読み取り速度は1.2GB/s、平均書き込み速度は0.6GB/sも高い数字となっています。
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前モデルの15インチから比較すると3倍近くも高速化されている(公式では2.5倍)ことになるので、体感速度としてはかなり速くなったと感じる機会があるかもしれません。
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また、8.76GBの大きなファイルを転送するのに、12インチMacBookは32秒かかっているのに対し15インチ MacBook Proは14秒で転送することができるほど高速なものとなっています。
リンク速度が高速化
アップデートされた15インチのMacBook Pro Retinaにはサムスン製の「APPLE SSD SM0256G」のストレージが採用され、13インチMacBook Pro Retinaや13インチMacBook Airと同じものとなっています。
ただし、リンク速度が8.0 GT/sに高速化されていることが確認できます。(13インチは5.0 GT/s)
つまりリンク速度の違いで13インチよりも15インチのMacBook Pro Retinaの方がストレージ速度が高速化しているということになります。一時期は13インチの方がストレージ速度が速いということになりましたが今回のモデルチェンジで再び15インチが「Pro」の名に恥じない性能で一歩リードすることになります。
今後の高速化にも期待
12インチMacBook (Early 2015) では新規格となるNVMExpressが採用しています。
速度は速くなっていませんが専用のSSDプロトコルを採用することによって将来のMacBookシリーズのストレージはさらに高速化される可能性もあります。