15インチMacBook Pro 2015のdGPU「Radeon R9 M370X」のベンチスコアが明らかに

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15インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデル

MacBook Pro (15inch,Retina,Mid 2015) のベンチマークスコア

先日発売が開始された15インチMacBook Pro Retina (Mid 2015) のCinebenchスコアが公開されています。

今回、スコアを公開したのはMichael Kukielka氏で、Radeon R9 M370Xの外部GPU(dGPU)を搭載している上位モデルとNvidia GeForce GT 750MのdGPUを搭載した15インチMacBook Pro Retina (Late 2013) の比較を行ったようです。

MacBook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013)

  • CPU:Intel Core i7-4850HQ 2.3GHz
  • GPU:Nvidia GeForce GT 750M (2GB GDDR5)

Late 2013モデルは、OpenGLが59.08 fps、CPUが563cbという結果となっています。

MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015)

  • CPU:Intel Core i7-4870HQ 2.5GHz
  • GPU:AMD Radeon R9 M370X (2GB GDDR5)

Mid 2015モデルは、OpenGLが62.46 fps、CPUが571cbという結果となっています。OpenGLはGeForce GT 750Mと比較して5%程度性能が良くなっているようです。

CPU・GPUの性能アップは少しだけ

2015年モデルは2年前の2013年モデルに採用されたIntelの第4世代CoreプロセッサのHaswellのRefresh版が搭載されており、2014年モデルと同じプロセッサが採用されており基本的には進化はしていませんが2世代前のモデルと比較していることもあり少しだけスコアが伸びた結果となっています。

GPUはNvidia製からRadeon製に変更されました。

Appleは公式では「最大80%速いパフォーマンスを提供」としていますが、今回の結果では前モデルと比較してわずか5%しか性能が伸びていないことになります。

あくまで、統合GPU(iGPU)と比較して80%のパフォーマンスを発揮しているということなのかもしれません。

僕が所持しているMacBook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013)でiGPUのCinebenchスコアを計測したことがありますが、dGPUのGeForce GT 750MはiGPUと比較して約90%のパフォーマンスが高いことを確認しています。

  • Intel Iris Pro:30.40fps
  • GeForce GT 750M:57.75fps

MacBook Pro 15インチ GPUスコア

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SSDストレージは劇的に高速化

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15インチのMacBook Proは2013年モデルと比較してもCPUやGPUの性能はそれほど進化していないことが分かりましたが、Mid 2015ではSSDストレージのリンク速度が5.0 GT/sから8.0 GT/sに高速化されていることが明らかになっており違う部分での高速化が期待できます。

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体感的にどれほどパフォーマンスが向上しているのかは不明ですが、Radeon R9 M370X のdGPUを搭載したことで5K出力が可能になったことも感圧式トラックパッドの搭載を含め魅力と言えるのではないでしょうか。

MacBook Pro – Apple公式サイト

Appleちゃんねる

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