12インチMacBookの実機外観レビュー!薄くなったキーボードの打鍵感は慣れが必要!
12インチMacBookの外観やキーボードのレビュー
家電量販店にも12インチのMacBookの展示は開始されているようですね。たまたま行った家電量販店で12インチのMacBookのゴールドが展示されていたので少しだけ触ってみたのでレビュー記事にしたいと思います。
まだ設置したてなのか値段すら商品説明のプレートすら置いていない状況でした。
シルバーが並ぶMacコーナーに突如としてゴールドのMacBookが置いてあるものだから目立つのか振り向く人は多かったように思います。展示されているのは1.1GHzの256GBモデルとなっていました。
外観をチェック!
早速、一番のセールスポイントでもある軽さを確かめるために持って見ましたが、やっぱり軽いです。片手でも楽々持ち上げることができ、iPadの代わりにこのMacBookを持ち歩いて使うことも出来そうです。
リンゴマークはiPadと同じタイプに変更され光りません。個人的にはこっちの方が渋くて良いと思います。今までの光るAppleマークは目立ちすぎますからね…。
左側には電源 兼 USBポートとなるUSB 3.1 Gen1 Type-Cのポートです。
右側にはヘッドフォンジャックとマイクの穴などが搭載されています。
バタフライ構造の新キーボード
従来の40%も高さが薄くなったというバタフライ構造の新キーボードです。見た感じからして薄いことが確認できます。
キーボードを押してみました。見た感じキーを押した感じがしませんが確かにキーを押した時にクリック感はあります。
でも、今までのキーボードのようなクリック感を得ることはできないので賛否が別れる部分かもしれませんね。僕も非常に違和感を感じましたが、キーの面積が広いことで慣れればもしかすると今までのキーボードよりも打ちやすく感じるのではないかと期待をしています。
過去にMacBook Airが登場したときもキーボードのキーが薄くなりキーストロークが浅くなったことが話題となりましたが、時が経つに連れて慣れてきたように感じます。これと同じように12インチのMacBookのキーのストローク感に慣れる人は多くなるのかなと感じます。
NVM ExpressのSSD搭載
あと、話題になっていたSSDストレージの接続方法がPCI Expressではなく次世代のストレージの接続方法であるNVM Expressであることも確認できました。
リンク幅は従来の「×2」から「×4」になっていますが、リンク速度は従来通りの「5.0GT/s」となっています。NVMeはSSDストレージを考慮して設計されたコントローラとなっておりパフォーマンスの向上も期待されますが、他にもNVMeを利用するメリットとして一つのドライバですべてのベンダーのPCI Express SSDに対応することができるそうです。(参考:PC Watch)
12インチのMacBookはSSDのベンチマークの結果から2015年モデルのMacBook Air/Proから採用されたPCI Express 3.0よりも速度より遅いことが確認できています。(参考:気になる、記になる)
NVMeのコントローラを利用することでPCIe2.0のSSDを利用しているということでしょうか?それとも、NVMeのSSDの実力はPCIe3.0よりも遅いということなのか?この辺りの詳細はよくわかりませんが、今回のMacBookのSSDストレージはロジックボード直付けになっているので完全にAppleの独自設計になっているはずです。なのでドライバを新たに作るよりもNVMeを使った方がいいと判断したのかもしれません。
また、以下の記事で紹介しているSSDのベンチマークスコアでは「PCle 2.0 ×2」と表示されているので、本当に正確なデータなのかが少し疑問が残ります。MacBook実機のシステム表示では上記画像の通り「NVMe ×4」となっています。
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少し謎が残るNVMeのSSDストレージですね。実機が届いたら色々と試してみたいと思います。
Retinaの対応解像度
最後に対応している解像度です。
最大で1,440×900ピクセルの解像度に対応しています。12インチで13インチのMacBook Airと同じ実効解像度を得ることは作業エリアにおいてもメリットを感じることができそうです。
追記:実際にMacBookを購入し使用したレビューをしていますので合わせてご覧下さい。
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