AppleがMac OS X向けSiriの特許申請!タッチ操作で起動も可能に?
OS X向けのSiriの特許を申請!
AppleがMac OS X 向けとなる音声アシスタント向けに関する特許「”ntelligent digital assistant in a desktop environment(デスクトップ環境の知的デジタルアシスタント)」を申請していることが判明しました。
OS Xには音声入力を補助する機能は搭載されていますがiOSに搭載されている音声アシスタント「Siri」はまだ搭載されておらず、次期OSとなるOS X Yosemiteにも搭載される予定は不思議とありません。
特許内容によるとOS Xのデスクトップ画面にSiriのアイコンが駐在しておりこれを指でタッチして起動することも可能になるようです。
もちろん、マウスからのカーソルでも利用することもできるでしょうが、これは将来的にMacにタッチパネルが搭載される可能性もあることを示唆しているのかもしれませんが、OS XのUIはタッチ操作に特化されていないのであくまで可能性として特許申請をしているだけだと思います。
iOSでは早くにSiriが搭載されましたが、OS Xで搭載されない理由はなんでしょうか。やはり、iPhoneなどのタッチ操作では文字入力をし難い環境下があることも想定して早くに音声対応させたのでしょう。
OS XでもSiriを導入することは難しくないはずですが、キーボードとマウス操作がメインであり音声操作の必要性がないことから見送られているのかもしれません。
OS XのSiriでは、ドロップ&ドラッグなどの高度な操作も可能になるようで、かなり複雑な操作をすることも想定しているのかもしれません。このあたりが、OS Xでの搭載が遅れている理由のひとつなのかもしれませんね。
これが実現できれば手が使えない方でもMacを操作することが可能になりますね。
追記:macOS sierra 10.12にてSiri搭載へ(2016年7月)
Appleが2016年6月に開催したWWDC 2016にてmacOS sierraにて音声アシスタントのSiriが搭載されることを明らかにしました。ファイル検索などにも対応するので、Macの使い方が激変する可能性があるかもしれませんね。