macOS Sierraが正式発表!自動アンロック機能やSiri対応、タブ機能強化へ!
「macOS Sierra」を正式に発表!
Appleが「macOS Sierra」を正式に発表しました!
OS Xから「macOS」に名称変更!
以前から噂になっていた通り、名称が「OS X」から「macOS」に変更されることが明らかになりました。名称を変更する理由としてはOS Xの子どもたちとなるiOSやwatch OS、tvOSの名称と同じように統一することが目的となっています。
バージョン名は特に発表されませんでしたが、今回は「Sierra」という名称が名付けられており、アメリカ・カリフォルニア州にあるシエラネヴァダ山脈から名付けられた名称となっています。OS X Yosemiteから自然の山に関する名前が続いていますね。
自動アンロック機能
新しいロック解除機能としてユーザーがApple Watchを装着していればパスワードを入力することなくMacのロック画面を解除することが可能となります。
iPhoneやiPadのTouch IDからのアンロック機能が予想されていたので、利用ユーザーがiPhoneと比べると極端に少ないApple Watchからのアンロックになるとは少し意外ですし残念です。
ユニバーサルクリップボード
iPhoneでコピーした文章を即座にMacにペーストすることができるユニバーサルクリップボード という新しい機能が搭載されます。
簡単に言うとクリップボードがデバイス間で共有化されることになり、デバイス間の連携がより強化されることに。
Apple Pay オンライン決済
Apple Payのオンライン決済に対応します。Safariなどのオンラインショップで決済するときにiPhoneやiPadの指紋認証機能を利用して決済ができる仕組みとなります。
しかし、残念ながら日本はApple Payに対応していないので関係のない話となります。
iCloud Drive
iCloud DriveにMacのデスクトップにあるファイルを同期することが可能となります。
また、古いファイルを自動的にiCloud Driveに移動させてMacのローカルストレージの空き容量を確保するという自動ファイル管理システムが搭載されます。
iCloud Driveの容量が圧迫されるのではないかという心配が出てきますが、使わないファイルを自動的にiCloud Driveに移動してくれるのは便利な機能かもしれませんね。
ピクチャー・イン・ピクチャー
動画再生などのピクチャー・イン・ピクチャー機能に対応。作業をしながら動画を小画面で楽しむことができるようになります。
音声アシスタントSiri
音声アシスタントSiriがいよいよMacに対応します。
ファイル検索や画像の検索、iTunesの楽曲検索などが可能となり、Siriが調べてくれた内容を即座に別のアプリに反映させることができます。
Apple Music
iOS10のミュージックアプリ(Apple Music)のUIデザインがシンプルに大幅に刷新されると同時にmacOS SierraのiTunesも大きく生まれ変わることになります。iOS10向けと同様にしろを基調のUIデザインとなるようです。
タブ機能
タブ機能が大幅に強化され、Finder以外でのアプリでも一つのウィンドウにタブとしてまとめて操作することが可能となります。
まとめ
機能よりも何よりも名称が「OS X」から「macOS」に変更されたことが情報としてリークされていたとはいえ、大きな驚きです。バージョンは「10.12」なのかどうかは不明ですが、基本的にはOS X YosemiteやEl Capitanを引き継いだOSになっていることは間違いないでしょう。
注目の機能はiPhoneやiPadのクリップボードが共有化される点でしょうか。iPad Proが登場したことでiPadで作業をする機会も増えたので、連携機能が強化されるのは非常に嬉しいポイントでもあります。また、ロック画面を解除する方法にApple Watchを装着していれば自動的に解除されるという機能も便利そうです。Apple Watchをずっと付けていないといけないのは正直、シンドイところはありますが…。