macOS Sierra 10.12はMissionControlとウィンドウの動作が変わった!
macOS SierraのMissionControlとウィンドウの動きについて
macOS Sierra 10.12はウィンドウの挙動がOS X El Capitan 10.11と少しだけ異なる部分があるので紹介します。
トラックパッド利用時のMissionControlの動作
macOS SierraはMissionControl(ミッションコントロール)の挙動が変わりました。トラックパッドでMissionControlを使用する場合は4本指で上にスワイプすることで起動することができます。
OS X El Capitanまでは4本指でちょんと上にスワイプするだけでウィンドウが縮小し画面全体で見渡せる状態になっていました。
しかし、macOS Sierraではスワイプする加減によってウィンドウが動く仕様に変更され、4本指でちょんとスワイプしても一気にウィンドウが見渡せる状態にはなりません。つまり、MissionControlの動作を途中で止めることが可能になったのです
これはOS X El Capitanではなかった動作で、なぜこのような仕様に変更されたのかはよく分かりません。より直感的になったとはいえ今まで以上にスワイプ動作を大袈裟にしないといけないので使い難い…。
設定で元に戻すことができないみたいなのでちょっと残念です。
ウィンドウをピッタリ並べやすくなった
macOS Sierraのウィンドウとウィンドウの端で一時停止をする仕様に変更されました。
二つのウィンドウが画面上にあって、右のウィンドウを左に移動させると…
ウィンドウの端と端でピッタリと一時停止するのです。
ウィンドウを綺麗に並べたい時、今までは神経をとがらせてウィンドウを並べていましたが、macOS Sierraでは直感的にウィンドウを綺麗に並べることができるように使いやすくなったのです。
画像だけでは分かりにくいと思うので動画撮影しました。
MissionControlはDJのようにウィンドウを操作することができますが、あまり意味のない仕様変更と言えるかもしれませんね。