次期Smart Keyboard 2は独自のキー配列とショートカットキーを採用か、Appleが特許申請へ。
特許からSmart Keyboard 2の新機能が明らかに?
AppleがiPad Pro向けのキーボード内蔵カバー・Smart Keyboardの次世代モデル(Smart Keyboard 2)で検討しているとみられる新しいデザインのキーボードに関する特許を申請していることが明らかになりました。この申請内容からSmart Keyboard 2はiPad Proでの使いやすさを追求したものになる独自のキーボード配列になる可能性が高そうです!
専用のシェアボタンと絵文字ボタンを搭載
通常のキーボードではスペースキーの右側はcommandキーが搭載されていますが、Smart Keyboard 2はSNSなどに簡単にシェアすることができる専用のシェアボタンを搭載することを検討しているようです。
また、通常のキーボードのcaps lockは専用の絵文字ボタンに置き換わっていることが確認することができます。
この特許の画像を見て疑問に思うのがiPadなのにホームボタンのイラストが描かれていないことでしょうか。次期
iPhoneではホームボタンが廃止されるのではないかという噂が出てきていますが、iPadに関してもホームボタンの廃止を検討しているのかもしれません。また、iPadの画面上部に謎の長方形型のイラストが描かれていることも確認できます。パッと見はタブレットというよりパソコンに近いデザインのようにも見えますね。
サーチボタンの搭載とSiriの起動
通常のキーボードではdeleteボタンがあった箇所に専用のサーチボタンが搭載されています。deleteボタンは一段下がることになるようですね。
サーチボタンを1回押すとランチャーアプリの画面が起動されます。数回押すと音声アシスタントのSiriを呼び出すことができるようです。
ランチャーアプリを簡単に起動できるキーは素直に便利かもしれませんね。
新しいショートカットキー
Smart Keyboard2の特許内容には新しいショートカットキーについても記載されており、通常のキーボードの「ペースト」機能は「Command + V」ですが、特許には「Command + P」に変更されていることがわかります。
また、iPadオリジナルの機能として「Command + M」でメールアプリの起動、「Command + T」でメッセージアプリの起動、「Command + F」でFacebookの起動などが割り当てられていることが確認できます。独自のショートカットキーはMacを併用している人にとっては少し戸惑いを覚えそうですね。
iPad Pro 2と組み合わせることに?
次期iPad Pro 2は9.7インチの本体サイズを維持したままベゼルレスの10.5インチのディスプレイを搭載したモデルが追加されると噂されており、2017年3月に発表されるのではないかいわれています。現在、Apple StoreオンラインストアのiPad Proの出荷が2-3週になっていることも、新型モデルの登場を示唆しているのではないかといわれている根拠となっています。
特許内容を反映したSmart Keyboard 2はiPad Pro 2と組み合わせることになるのでしょうか。注目ですね。
追記:JIS配列版がリリース
2017年6月に10.5インチiPad Proと12.9インチiPad Proがリリースされたと同時にスマートキーボードのJIS配列版が同時リリースしました。特許内容のようなSmart Keyboard2は出てきませんでしたが、US配列以外にJIS配列を選択することができるようになったのは大きな進化と言えそうですね。