iOS11で「Files」が登場?iPhone・iPadでファイル管理が簡単にできるように?
iOS11でiPhone/iPad向けファイル管理アプリ「Files」が登場か
まもなくAppleがWWDC 2017で最新iOSとなるiOS11の発表を行う予定ですが、App Storeにて未発表であるはずのiOS11以降に対応したアプリ「Files」が公開されていたことがSteven Troughton-Smith氏によって明らかになりました。
Filesは誤ってApp Storeに公開されてしまったようで、現在は削除されているようです。
Ahead of iOS 11, a 'Files' app placeholder entry from Apple appears on the App Store. Requires iOS 11.0 or later 😘 pic.twitter.com/8HAQflHBuI
— Steve T-S (@stroughtonsmith) 2017年6月5日
アプリの名称で「Files」とアイコンのデザインからiPhoneやiPadでもファイル管理を容易にしてくれるファイル管理アプリであることは想像できます。
真のモバイルノートの代用マシンになるかも
現在のiOS10ではファイルやフォルダを管理するアプリが搭載されていません。
iCloud Driveのファイルを管理するアプリ「iCloud Drive」で誤魔化しながらファイル管理をすることができますが、iPhoneやiPadのローカルストレージ上でファイル管理をするにはサードパーティ製のアプリを使う必要があります。
iPad Proではスマートキーボードを使うことでモバイルノートPCの代わりとしての使用することができると促してきたAppleですが、ファイル管理をすることができないので、代用するには敷居が高いことは否めませんでした。しかし、ファイル管理アプリが標準で搭載されることになれば、いよいよ本格的にモバイルノートPCの代用として使うことも考えることができるかもしれません。
Filesという純正のファイル管理アプリがどのような仕様なのかはまだ不明ですが、PCのようにドラッグ&ドロップでファイルの移動ができるようになれば、とても便利になります。iOS11はiPad Proにおけるマルチタスク機能が強化されるという情報もありiOS10以上に進化することが期待できそうです。