10.5インチのiPad Proが2017年に発売、デザイン刷新は2018年モデルに?
2017年に10.5インチのiPad Proが発売?
え?10.5インチのiPadって何だ!?KGI証券のアナリストのMing-Chi Kuo氏によると2017年に10.5インチのディスプレイを搭載したiPad Proをリリースし、9.7インチ・10.5インチ・12.9インチの3モデル体制になると伝えています!
Appleは2017年に9.7インチ・10.5インチ・12.9インチの3つのiPad Proをリリースし、9.7インチのディスプレイを搭載したiPad Proに関しては低価格モデルになるとのこと。
上位モデルとなる10.5インチのiPad Proと12.9インチのiPad Pro 2については10nmプロセスルールを採用した最新型のA10Xプロセッサが採用され、9.7インチのiPad Pro 2は現行モデルと同じA9Xプロセッサが搭載されるとのことです。
なんで10.5インチなのか?このサイズのディスプレイはMicrosoftのSurfaceが10.8インチと12.3インチの2モデル体制になっていることからSurfaceを意識したサイズになっているのかもしれませんね。
追記:10.5インチのiPad Proは9.7インチのサイズでベゼルレスディスプレイを採用することで表示領域の拡大を実現することになるようで、ホームボタンの廃止なども噂されています。
追記:iPad Pro 10.5はホームボタンは廃止されずベゼル幅が狭くなる(17.05.29)
iPad Pro 10.5はホームボタンは廃止されずベゼルレス構造ではないようですが、今までのiPadシリーズと比べてもベゼル幅が狭くなりディスプレイサイズを大きくしながら本体サイズはが少しだけ大きくなる構造になるようです。
これはケースメーカーから寸法が流出したことで明らかになったもので、その寸法からレンダリング画像が制作されています。
9.7インチiPad Proでスマートキーボードを使うと若干小さいと感じることがあるので、10.5インチのディスプレイは生産性とモバイル性を考慮したバランスのとれたサイズと言えるかもしれませんね。
やはり2017年にリリースされるiPad Proは現行のiPadのデザインが採用され、ベゼルレスでホームボタンが廃止されるのは2018年以降のiPad Proになる可能性が高いのかもしれませんね。
(追記:2017年6月6日に10.5インチiPad Proが正式に発表され販売が開始されました。)
iPad miniやiPad Airの行方は?
7.9インチディスプレイを搭載したPad mini 5についての言及はなく、現在のエントリーモデルという位置付けであるiPad Air 2の後継機となるiPad Air 3がどうなるかも不明。(追記:2017年3月に廉価版となるiPad 第5世代がリリースされました。)
まさかProシリーズだけになるということはないと思うのですが、Appleは2018年にiPadのデザインを完全刷新しディスプレイにフレキシブルAMOLED(有機EL)パネルを採用し革新的なモデルになるとしています。デザインを大幅に刷新すると同時にラインナップも見直しがされてiPad Airという名称はなくなる可能性もあるかもしれませんね。
個人的にはMacBookが復活したようにiPadだけの製品が復活してもいいのかなと思っています。エントリーモデルのiPad(7.9インチ・9.7インチ)と、ハイエンドモデルのiPad Pro(9.7インチ・10.5インチ・12.9インチ)というラインナップが分かりやすくていいのかなと…。
追記:A9チップ搭載のiPad(第5世代)がリリース!(17.03.21)
AppleがA9チップを搭載した新型のiPad(第5世代)を2017年3月25日より販売を開始することを発表しました。iPad(第5世代)は本体の厚みがiPad Air 2よりも増して、フルラミネーションディスプレイを非搭載という廉価版という位置付けのモデルになってしまいましたが、32GBモデルなら4万円を切る価格で手に入れることができるようになったエントリーモデルに。
低価格なiPadと高価格のiPad Proの性能差がより付けられたことで、iPad Air 2の後継機を待っていた人は潔くiPad Proを購入することができそうですね。
なお、iPad mini 4は32GBモデルが廃止され128GBモデルのみの販売になりました。