iPad Air3がA9Xと3GBRAM、4Kディスプレイを搭載して2016年9月に発売?
iPad Air3が2016年9月にリリースか
9.7インチのディスプレイを搭載した「iPad Pro」がリリースされたことで、エントリーモデルとなった「iPad Air 2」の後継モデルが登場するのか気になるところではありましが、2016年9月に「iPad Air 3」がリリースされることになると中国のITHomeが伝えています。
現行モデルの「iPad Air 2」は2014年10月に発売が開始されたので2016年9月にリリースされることになれば2年ぶりもモデルチェンジということになります。
2016年3月にスマートキーボードやApple Pencilの利用が可能な「iPad Pro 9.7」がリリースされ、事実上のiPad Air 2の後継モデルとしても過言ではありませんが、それらのアクセサリーを利用しないユーザーにとっては必要のないモノ。エントリーモデルとしての「iPad Air」シリーズは必要不可欠なものなのかもしれません。
情報元によると2016年9月にリリースされる「iPad Air3」は、A9Xプロセッサが搭載され、3GBのRAM、4スピーカーシステム、さらに4Kディスプレイが搭載されるというちょっと驚きのスペックとなっています。なお、「iPad Pro」に搭載されているSmartConnectorは非搭載となるのでSmart KeyboardやApple Pencilは使用できない仕様となっています。
iPad Proより高性能??
「iPad Air3」が2016年9月に発売が開始されることについては異論はないのですが、3GBのRAMと4スピーカーシステム、4Kディスプレイという部分に関しては「本当なのか?」と疑問を感じてしまいます。
スペックを比較してみるとこうなります。
- iPad Air 2:A8X、2GBRAM、2,048×1,536ピクセル
- iPad Pro 9.7:A9X、2GBRAM、2,048×1,536ピクセル、4スピーカー、SmartConnector、Apple Pencil対応
- iPad Air 3(噂):A9X、3GBRAM、4,096×3,072ピクセル、4スピーカー
SmartConnectorを搭載しないことやApple Pencilが利用できないという部分がありますが、ディスプレイが4Kディスプレイ化してしまうと12.9インチの2,732× 2,048ピクセルよりも高い解像度のディスプレイを持つことになってしまいますね…。
iPadシリーズに搭載されているA9XプロセッサはRAMが外付け実装なので容量を増やすことはさほど難しいことではないと思います。もし4Kディスプレイが採用されることになれば、それに合わせてRAMの容量を増やす必要はありそうです。ちなみに、12.9インチの「iPad Pro」のRAMの容量は4GBとなっています。
MacBook Airが次期モデルで「Air」の名称を廃止して「MacBook」に統合されるのではないかという情報もありますが、「iPad Air」についても「iPad Pro」とサイズが同じことを考えると「Air」の冠は必要ないようにも感じます。シンプルにエントリーモデルに関しては「iPad」に戻してもいいように感じますね。
なお、7.9インチディスプレイの「iPad Pro」もリリースされるのではないかという情報もあります。
追記17.03.21:新型iPadが正式発表!
9.7インチのiPad(2017)がリリースされます。同モデルはiPad Air 2の後継機ではなくiPad Airをモデルチェンジしたデバイスに近くなっています。A9チップを搭載していますが、ディスプレイの品質が落とされたり。本体の厚みが増してしまうなどエントリーモデルとして登場することになります。