iMacではなくMacBook Proをメインで使い続ける理由
iMacではなくMacBook Proを使う理由
僕はホームページ制作やブログ執筆などで生計を立てているのですが、メインで使用しているマシンは15インチのMacBook Pro Retina(Late 2013)です。27インチのiMac 5Kディスプレイモデルがリリースされてから何度も目移りしてしまっているのですが、今のところiMacではなくMacBook Proを使い続けています。(追記:2016年10月にリリースされたTouch Bar搭載の15インチMacBook Proを現在はメインで使用しています。)
iMacも非常に魅力的なんですけど、どうしても乗り越えることができない壁があるんですよね。ということで、僕がMacBook Proを使い続ける理由をいくつか紹介したいと思います。
まず最初に環境を紹介します。
自宅で作業をする時は、外部ディスプレイとしてDell 24インチ4KディスプレイのP2415Qを繋いで使用しています。画像ではデュアルディスプレイになっていますが普段はMacBook ProをクラムシェルモードにしてP2415Qだけで作業しています。
なので、基本的にはiMacを使っている状況と変わらないのです。じゃあ、より画面の大きいiMac 5Kを買えばいいじゃないって思うかもしれませんが、汎用性を考えるとMacBook ProからiMacに乗り換えるのは厳しいかな〜って思っています。
性能差はほぼ同じ
MacBook ProとiMacの性能差は画面の大きさやストレージの違いなど以外、そんなに差はないのかなと思います。2015年モデルの似たようなスペックモデルで比較してみます。
MacBook Pro 15インチ(上位モデル) |
iMac 5K (上位モデル+CTO) |
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ディスプレイ | 2,880 x 1,800ピクセル | 5,120 x 2,880ピクセル |
CPU | Intel Core i7 2.5GHz | Intel Core i5 3.3GHz |
RAM | 16GB 1,600MHz DDR3L | 16GB 1,867MHz DDR3 |
GPU | AMD Radeon R9 M370X(2GB GDDR5) | AMD Radeon R9 M395(2GB GDDR5) |
GPU | AMD Radeon R9 M370X(2GB GDDR5) | AMD Radeon R9 M395(2GB GDDR5) |
ストレージ | 512GB PCIe | 512GB PCIe |
価格 | 282,800円 | 306,800円 |
5Kディスプレイが搭載して価格がほぼ同じであることを考えるとiMacのコストパフォーマンスはかなり高いことは分かりますよね。MacBook Proの場合はこれに外部ディスプレイの費用を考えるとプラス10万円は見ないといけないのでスペックだけで比較するならiMacをチョイスするでしょうね。
MacBook Proなら持ち運びができる!
一番の理由はこれですね。
MacBook Proは高性能モバイルなのでiMacのように定位置に置いておく必要はありません。自宅では外部ディスプレイを接続して作業をするのが基本ですが、たまに気分転換でリビングにMacBook Proを持ち運んで作業をすることもあります。
外で作業をする時は基本的には持ち運びがし易い12インチのMacBookを使ってますが、気合を入れて効率よく作業をしたいときは15インチのMacBook Proをスタバなどに持ち運ぶこともあります。
MacBook Proならバッテリーが内蔵されている!
当たり前ですがMacBook Proにはバッテリーが内蔵されており、iMacには内蔵されていません。
想像してみてください。作成していたデータがほぼ完成間近という時に雷が鳴って停電して1時間かけて作成したデータが飛んでしまったことを…。
今時、停電なんて滅多にないことですが、僕は子どもに何度も電源タップの電源を嫌がらせのようにOFFにされてしまうことがあるのです。もし、これがMacBook ProではなくiMacだった場合、画面は真っ暗になっていたことでしょう。
無停電電源装置を利用することで問題は解決するかもしれませんが、MacBook Proなら一台でこの問題に対処することができます。
好みのディスプレイを選択できる
iMac 5Kディスプレイモデルに搭載されているRetinaディスプレイは色合いも非常に綺麗で見やすいと思います。
しかし、ディスプレイの高さ調整ができないなどの問題があります。
パソコンに向かって作業をすることが多い僕にとってディスプレイの高さなどを微調整できないのは結構痛手。モニターアームを導入してもいいのですが、iMacでモニターアームを使う場合はVESAマウントアダプタ搭載モデルを購入する必要があり、作業環境が変わる可能性がある中でスタンドに戻すことができないVESAマウントアダプタ搭載モデルは少しリスキー。
MacBook Proなら好みのディスプレイを選べばいいだけなので、汎用性は高いのかなと感じます。ちなみに僕が愛用しているディスプレイは「Dell 24インチ4K P2415Q」です。
まとめ
こんな理由で僕はiMacではなくMacBook Proをメイン機として使い続けています。iMac 5Kディスプレイモデルも価格を考えると非常に魅力的で素敵な製品と言えるのですが、今のところはMacBook Proからの乗り換えには至っていません。
なので、秋にもリリースされると噂されている新型のMacBook Proにはかなり期待をしているんですよね。
新型のMacBook Proは完全刷新される見込みでファンクションキーが廃止されタッチバーと呼ばれるサブディスプレイがキーボード上部に搭載、さらにTouch IDにも対応するといわれています。
追記(2016年12月):Appleが新型MacBook Pro(Late 2016)をリリースしました!噂通りファンクションキーが廃止されタッチバー、Touch IDを搭載したモデルが登場しましたね。もちろん買いましたよ〜!
現在は13インチと15インチのMacBook Pro(2016)の2台を併用して作業をしています。やっぱり、iMacではなくMacBook Proが最高です!好きなディスプレイを選んで作業ができるのがいいです。iMadは24インチモデルは存在しませんし、LGからMacに対応した27インチの5Kディスプレイと21インチの4Kディスプレイの販売が開始されましたが、個人的には24インチというサイズがちょうどいいと思っており、24インチのサイズがないことが非常に残念ですね。