FREETEL REI 麗の実機レビュー!価格の割に質感が高くバランスの取れた格安スマホ!
FREETEL SAMURAI REI 麗の実機レビュー!
FREETELがデータ通信量を最大1年間1GBの通信量を無料とする「0円キャンペーン」を実施していますが、この機会にFREETELから新たに発売が開始されたスマートフォン「FREETEL SAMUTRAI REI 麗」を購入してみたの紹介したいと思います。
FREETELが2016年6月3日から開始した「1GB通信料0円キャンペーン」は、1GBのデータ通信料金をスマホを同時購入した場合は1年間、SIM単体で契約した場合は6ヶ月無料で使用することができるという内容となっています。定額プランであれば1GBのデータ通信は0円から、音声通話付きでも月額700円から契約することができます。
つまり、通常の価格よりも月額500円くらい通常よりも安く、1年間に換算すると6,000円ほどお得になります。ということで、FREETELの新型スマートフォン「REI 麗」と「SMS付きのデータ通信プラン」を同時購入してみました!
FREETEL SAMUTRAI REI 麗は税抜き価格で29,800円で購入可能で、メタルブラック/メタルシルバー/シャンパンゴールド/ピンクゴールド/スカイブルーの4色から選択することができますが、今回は爽やかそうなスカイブルーをチョイスしてみました。
開封レビュー
FREETELのスマートフォンのパッケージは白を基調としたシンプルなデザインとなっており、「FREETEL SAMUTRAI REI 麗」は背が低く少し幅が大きめな箱に納められています。
箱の蓋を開けると本体がお披露目です。保護シートでしっかりと本体が守られています。
本体下には、USB micro-Bの充電ケーブルと電源アダプタ、SIMカードスロットを開けるためのピン、説明書などが付属しています。USB-Cコネクターが採用されることに期待したので、少しだけ残念ですが。
保護シートをビリっと剥がして…
電源を入れるとFREETELとSAMURAIのロゴが続けて表示されます。
FREETELの場合はSIMカードを同時契約する場合はオンラインで購入した場合でも、最初からSIMカードがセットされており、APNプロファイルの設定が更新した状態になっています。おそらく、FREETELの端末を出荷している方々がわざわざSIMカードを入れて出荷しているのでしょうね。
ただし、MNPで番号を移動させてきた場合は、APNの設定をする必要があるので注意しましょう。
SIMカードの設定方法
ホーム画面の「設定」から「モバイルネットワーク」を選択します。
「アクセスポイント名」から「FREETEL SIM」を選択すればデータ通信が可能となります。
なお、SIMカードを同時購入していない場合は別途SIMカードを入れる必要があります。SIMカードスロットは左側側面にあり、付属のピンを使って開閉することができます。
デュアルスロットになっているので、「microSIM」と「nanoSIM」のどちらでも使用可能ですが、「nanoSIM」の部分にSDカードを乗せる構造となっているので、SDカードを使ってストレージ容量を増設したい場合は「microSIM」を選択しましょう!
質感が高い本体デザイン
手に持った瞬間、質感はなかなか高いように感じます。本体価格は29,800円とさほど高くはありませんが、54,800円で販売されているAppleの「iPhone SE」よりも持った質感は高いように感じます。
充電は「USB Micro-B 」コネクタからとなっており、ごく一般的なポートとなっています。せっかくならUSB-Cに対応してほしいなと思いましたが、この価格帯のスマートフォンなら仕方ないかもしれません。
右側に電源ボタンと音量ボタンが設置されています。
左側にSIMカードスロットが設置されています。
上部にヘッドフォンジャックと背面カメラ、LEDフラッシュが搭載されています。iPhone 6/6s/SEと同様に出っ張りカメラとなっていますが、1,300万画素のイメージセンサーを搭載しています。
iPhoneシリーズ同様に白色のアンテナラインが搭載されているのが特徴でしょうか。完全にiPhoneを意識してデザインしたんだろうなーと思ってしまいますね。
iPhone 6sと並べてみました。
本体の厚みは7.2mmとiPhone 6sの7.3mmより0.1mm薄くなっています。丸みの帯びた2.5D保護ガラスが採用されており、ダイヤモンドカット加工をしている角ばったデザインのiPhone 5/SEと丸みを帯びたデザインのiPhone 6sを融合させたかのようなデザインになっています。
個人的にはザラザラ触感になってしまったiPhone SEよりもFREETEL REIのダイヤモンドカット加工の方が持ち心地は良いように感じます。
指紋認証対応のホームボタン
FREETEL REIの大きな特徴の一つとしてAndroidでは少し珍しいホームボタンが搭載されていることでしょうか。ただのホームボタンではなく指紋認証にも対応をしています。また、軽くタップすることで前の画面に戻ることができる機能も搭載されているので、使い勝手は非常に高いように感じます。
また、軽くタップすることで前の画面に戻ることができる機能も搭載されているので、使い勝手は非常に高いように感じます。
ホームボタンの機能は以下のとおり。
- アプリ起動中に軽くタップ:一つ前に戻る
- アプリ起動中に1回押す:ホーム画面に
- アプリ起動中に2回押す:アプリスイッチャー起動
- 長押し:Now on Tap
- ロック画面中に指紋認証解除
指紋認証機能の使い方などをまとめました。
CPUの性能
FREETEL REIの性能は、CPUプロセッサに64bitの「MT6753 Octa Core 1.3GHz」が、RAMは2GBが搭載されており、Geekbench 3でシングルコアが629、マルチコアで2871というスコアが出ています。
FREETELのPriori 3シリーズと比較してもマルチコアの性能は大幅に向上しています。
機種名 | SAMURAI REI | Priori 3S LTE | Priori 3 LTE |
---|---|---|---|
シングル | 629 | 469 | 472 |
マルチ | 2871 | 1,333 | 1,306 |
実際に使ってみても文字入力が遅れる事なく操作する事ができますし、YouTubeの動画を見ても動きが遅くなったりするような事は発生していません。ただ、長時間負荷を掛ける使い方をすると本体の裏側の中央から上部分が発熱するので、頑張っている感じはします。とはいえ熱いと感じるほどでもないので問題はないのかなと感じます。
スペック比較
以下、3機種でスペックを比較しました。
機種名 | SAMURAI REI | Priori 3S LTE | Priori 3 LTE |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 5.2インチ 1920×1080 |
5.0インチ 1280×720 |
4.5インチ 854×480 |
CPU | MT6753 Octa Core (8) 1.3GHz |
MT6735P Quad(4) Core 1.0GHz |
MT6735M Quad (4) Core 1.0GHz |
RAM | 2GB | 2GB | 1GB |
ROM | 32GB | 16GB | 8GB |
リアカメラ | 1300万画素 | 800万画素 | |
フロントカメラ | 800万画素 | 200万画素 | |
指紋認証 ホームボタン |
○ | ー | ー |
バッテリー容量 | 2,800mAh | 4,000mAh | 2,100mAh |
SIMスロット | nano / micro | nano / micro | 標準 / micro |
wi-fi | 802.11 a/b/g/n (2.4/5GHz) | ||
サイズ | 145.8×71.5×7.2mm | 144×72×9.4mm | 132×65×8.9mm |
重量 | 136g | 161g | 120g |
価格 | 29,800円 | 17,800円 | 12,800円 |
価格がPriori 3シリーズと比べてもかなり違うので性能が高いのは当たり前で、同じSAMURAIシリーズの「雅」と「極」の中間性能になっています。
まとめ
FREETEL REIのデザインはiPhoneを意識したような端末になっているので、iPhoneから乗り換えた場合もさほど違和感なく使うことができると感じます。基本スペックも普通に使う上に置いては十分な性能を持っており、5.2インチのフルHD(1980×1080ピクセル)のディスプレイを搭載しているので画面が大きく視認性もよく使いやすいと思います。
Priori 3S LTEと比べてバッテリー容量が少ないので、電池の持ちに少しだけ不安がありますが、価格もそんなに高くなく、バランスの取れたAndroidスマートフォンと言えるのではないでしょうか。