格安SIMはなんで安い?メリットやデメリットについて解説!
格安SIMについて
少し前までは格安SIMと聞くと「何だそれは?」と思う方も多かったと思いますが、2016年に入ってから大手家電量販店でも格安SIMで契約する格安スマホの専用のコーナーが設けられるなどして、NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルと並んで楽天モバイルのコーナーがあったりしますよね。
かなり身近になった印象を受ける格安SIMですが、この記事では格安SIMについて大手通信業者から乗り換えることでどうなるのかを説明したいと思います。
SIMカードとは?
格安SIMと連呼していますが「SIM(シム)ってなに?」って思われる方も多いかと思います。「SIMカード」は「Subscriber Identity Module Card」の略で電話番号を特定するための固有のID番号が記憶された「カード」のことを言います。
スマートフォンを含むすべての携帯電話の中に必ず入っているカードで、これがなければデータ通信をしたり電話をしたりすることは一切できない非常に重要なカードと言えます。
SIMカードは電話番号などの情報しか入っていないと思われがちですが、128MBの容量を持ったカードとなっており50件ほどの連絡先を保存することができます。機種によってSIMカードに連絡先情報を保存することができるもののあったりしますね。本当に重要な電話番号などはSIMカードに保存をしておくことでリスク回避をすることができるかもしれませんね。
SIMカードの種類
SIMカードは数多くのタイプがあるのですが、現在主流となっているのは「miniSIM(ミニシム)」、「microSIM(マイクロシム)」、「nanoSIM(ナノシム)」の3タイプとなっており、「miniSIM」に関しては採用しているスマートフォンはかなり減ってきているかもしれませんね。

左:nanoSIM、右:microSIM
現在は比較的価格の安いスマートフォンでは「microSIM」が、価格の高いスマートフォンでは「nanoSIM」が採用していることが多いです。また、最近のスマートフォンはデュアルスロットになっていることも多く、例えばFREETELから発売されている「REI」は「microSIM」と「nanoSIM」のどちらかを使うことができるようになっています。
SIMの種類 | 対応機種 |
---|---|
microSIM | iPhone 4/4s、Priori3 LTE、Priori3S LTE、REI、Zenfone 2/Go、P8lite、VAIO Phone Biz、honor6 Plus、Xperia J1Compact…など |
nanoSIM | iPhone 5/5c/5s/6/6s/SE/7、iPad Air 2/iPad Pro/iPad mini4、Nexus 5x、Priori3S LTE、REI、Zenfone 2/2 Laser/Go、P8lite、P9lite、P9、arrows M03、arrows RM02/M02、AQUOS mini SH-M03、AQUOS SH-RM02、ZTE BLADE E01、Desire 626、Mate S…など |
MVNOとは?
格安SIMの次によく見る言葉に「MVNO」があります。これは知らなくてもいいのですが「仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator)」の略で、携帯電話通信網を所持しているMNO(移動体通信事業者「Mobile Network Operator)であるNTTドコモやau、ソフトバンクから回線を借りて運営をしている業者のことを指します。
つまり、格安SIMを運営しているOCNやNifMo、楽天モバイル、FREETELといった業者はNTTドコモより回線を間借りして商売をしているということになります。
現在はNTTドコモの回線を使用した格安SIMがほとんどです。
UQ mobileやマイネオなどはauの回線を使用しています。ソフトバンクの回線を使用しているところはソフトバンクの小会社のワイモバイルがあり(ワイモバイルが所持している通信回線もあるので正確にはMVNOではない)、最近になって飛騨高山ケーブルネットワーク株式会社がソフトバンクの回線を使用したMVNOサービスを開始しました。
なんで安いの?
大手通信業者の月額費用は7,000円くらいだと思いますが、格安SIMに移行すれば多く見積もっても3,000円くらいに抑えることができます。
NTTドコモやau、ソフトバンクは自前で通信網を構築していることもあり維持費などのコストがかなり掛かっており、その分、僕たちが払っている通信費に上乗せしています。
しかし、MVNO業者はNTTドコモなどの回線をお金を払って回線を間借りしているので、設備管理費が掛かりません。だから通信費を安く抑えることができる…と言われています。ただ、MVNOも回線を借りるにはお金が掛かることには違いありませんし、どうも納得できないなーって思う部分もあります。
どれくらい安くなるの?
通話かけ放題(5分)に5GBのデータ通信の契約条件で計算をしてみたいと思います。
大手通信業者 | 格安SIM業者 | |
通話かけ放題(5分) | 1,700円 | 840円 |
データ通信(5GB) | 5,000円 | 2,220円 |
IPS接続料金 | 300円 | ー |
合計 | 7,000円 | 3,060円 |
おおよそ4,000円の差となり年間換算すると40,000円ほど通信費を節約することが可能になります。
ただし、大手通信業者は端末を購入する時に割引を受けることができるのに対して、格安SIMの場合は端末を購入する時に割引を受けることができないというデメリットもあります。
SIMフリー版のiPhoneは高価なので大手3社で契約するのと格安SIMで契約するのとでは金額の差があまり出てきませんが、格安スマホを利用する場合は24回払いで600円〜2,000円の間で購入することができるので、端末代を考慮しても格安SIMの方がお得になる場合が多いです。
通話SIMとデータSIM
大手通信業者と契約する場合は基本的には通話とデータ通信はセット契約することになりますが、格安SIMの場合はデータ通信だけができる「データSIM」、通話とデータ通信ができる「通話SIM」の2種類あり、「データSIM」はさらに「SMS機能付き」と「SMS機能無し」の2種類があります。
「データSIM」はデータ通信ができるカードとなっており、SMS機能を付けるかどうかを選ぶことができます。
「通話SIM」は音声通話とデータ通信ができるカードとなっており、SMS機能も使うことができるフル規格カードです。
「通話SIM」と「データSIM」の2種類から選ぶことができることによって、メイン機に「通話SIM」を、サブ機に「データSIM」を入れるといったユーザー環境に合わせた使い方が柔軟に設定することができるようになります。
通話かけ放題プランも登場
今までは大手通信業者の特権だった「音声通話かけ放題プラン」が格安SIMでもオプションで利用することができるようになりました。
大手通信業者の場合は2,700円でかけ放題になるプラン、1,700円で10分間かけ放題になるプランがありますが、格安SIMの場合は840円または850円で5分間かけ放題となるプランが主流となっています。
以前は通話した分だけ請求金額が増えてしまうので格安SIMのデメリットでしたが、現在は5分間かけ放題のオプションが追加されたことでそれなりに電話をするユーザーでも選択肢の一つとして選ぶことができるようになったと言えるでしょう。
SIMロックフリー端末かドコモの端末が必要
大手通信業者で購入したスマートフォンは「SIMロック」が掛かっており、他社のSIMカードを入れて通信をすることができないようになっています。しかし、ドコモの回線を利用した格安SIMの場合はドコモ回線なので「SIMロック」を解除しなくてもそのまま利用することができます。
利用できるスマートフォン | |
ドコモ系 格安SIM |
SIMロックフリー端末、ドコモで購入した端末、SIMロック解除をした端末 |
au系 格安SIM |
一部のSIMロックフリー端末、auで購入した端末、SIMロック解除をした端末 |
ソフトバンク系 格安SIM |
SIMロックフリー端末、SIMロック解除をした端末 |
ドコモの回線を利用した格安SIMを利用するにはSIMロックフリーのスマートフォンかドコモで購入したスマートフォンが必要となります。
auの回線を利用した格安SIM(UQモバイルとマイネオ)の場合はSIMロックフリーのスマートフォンかauで購入したスマートフォン(機種は限られる場合があります。)が必要となります。
ソフトバンクの回線を利用した格安SIMはまだまだ数少ないですが、他社と同じようにSIMロックフリーのスマートフォンを利用することができますが、ソフトバンクで購入した端末もSIMロックを解除しないと使うことができず、使い勝手はあまり良くないようです。
格安SIMのメリット
料金が安い
格安SIMのメリットは何と言っても料金が安いということに尽きるでしょう。
使い方にもよると思いますが、ほとんどの場合は大手3社よりも格安SIMを利用したほうが毎月の携帯料金は安くなると思います。特に電話をあまりかけない方はほぼ100%安くなると言っても過言ではないと思います。
いくつかの契約条件で計算をすると以下のような通信料金となります。
大手通信業者 | 格安SIM業者 | |
通話かけ放題 5分 データ通信 5GB |
7,000円 | 3,060円 |
通話かけ放題 5分 データ通信 1GB |
4,900円 | 2,030円 |
データ通信 7GB | 4,196円 (モバイルデータ契約) |
1,860円 |
毎月の費用は3,000円〜4,000円の差となり年間換算すると40,000円ほど通信費を節約することが可能になります。
他にも拘束される契約期間が音声通話の場合は1年間というところが多いので、大手通信業者の2年に比べると短くて、1年おきに異なる業者と契約するという使い方もいいかもしれません。
また、データ通信専用のSIMカードの場合は1ヶ月目で解約することもできるので、サブ機として契約するならかなりオススメです。1GB(月額500円前後)からデータ通信だけの契約をすることができる「データ通信専用SIM」があります。
しかも契約して必要ないと思ったら翌月に解約することができるので使わなくなったらすぐに解約することができます。
大手通信業者もスマートフォンを主契約とした2台目プラン「Wi-Fiルータープラン(1,400円)+データシェアプラス(500円)=合計1,900円」がありますが、お世辞にも安いとはいえません。
しかもシェアプランなので母体となるスマートフォンのデータ通信を分けてもらうことになる、タブレットを使うごとにスマートフォンのデータ通信が消費されることになります。1,900円で5GBくらいのデータ通信量が貰えるなら納得出来るんですけどね。
2年縛りがないので解約したい時に出来る
格安SIMの契約期間は「データ通信専用SIM」の場合は「利用開始日を含む月の末日まで」と当月に解約することができることが殆どです。
「音声通話SIM」の場合はMVNO業者によって異なるので、以下の表にまとめてみました。
音声通話SIM | 最低利用期間 | 解約金 |
---|---|---|
楽天モバイル | 利用開始日の翌月1日から12ヶ月目の末日まで | 9,800円 |
BIGLOBE SIM | 利用開始日の翌月1日から12ヶ月目の末日まで | 8,000円 |
OCN モバイル ONE | 利用開始月を1ヶ月目として6ヶ月目の末日まで | 8,000円 |
NIFMO | 利用開始月を1ヶ月目として6ヶ月目の末日まで | 8,000円 |
MINEO | 解約金は0円 利用開始日の翌月1日から12ヶ月目の末日まで【MNP転出】した場合 |
11,500円 |
UQ MOBILE | 利用開始日を1ヶ月目とし12ヶ月目の末日まで | 9,500円 |
IIJMIO | 利用開始日を1ヶ月目とし12ヶ月目の末日まで | 12ヶ月 ー 利用開始月を0ヵ月とした利用月数 × 1,000円 |
DMM MOBILE | 利用開始日の翌月1日から12ヶ月目の末日まで | 9,000円 |
FREETEL | 解約金は0円 MNP転出時の転出料金 |
1ヶ月目:15,000円、2ヶ月目:14,000円、3ヶ月目:13,000円…12ヶ月目:4,000円、13ヶ月目~:2,000円 |
イオンモバイル | 解約金は0円 MNP転出時に転出料金 |
契約日から180日以内の解約:8,000円 契約日から181日以降の解約:3,000円 |
解約時に解約金が発生しないのはmineo、FREETEL、イオンモバイルなどとなっています。ただし、MNP転出する場合は通常の3,000円以上に支払わなければならない場合もあります。
簡単にまとめると、音声通話SIMに関しては2年縛りはないけど1年以内に解約やMNP転出したら解約金として1万円程度発生すると考えていた方がいいと思います。
多彩な料金プランから状況に合わせて選択できる
大手3社のプランは高いだけでなく、細かく設定することもできません。しかし、格安SIMなら業者によって異なりますが、1GB単位で料金プランを設定することができます。
例えば、DMM mobileならこんな感じ。
データ通信SIM
容量 | 容量 |
---|---|
ライト | 440円 |
1GB | 480円 |
2GB | 770円 |
3GB | 850円 |
5GB | 1,210円 |
7GB | 1,860円 |
8GB | 1,980円 |
10GB | 2,190円 |
15GB | 3,600円 |
20GB | 4,980円 |
音声通話SIM
容量 | 容量 |
---|---|
ライト | 1,140円 |
1GB | 1,260円 |
2GB | 1,380円 |
3GB | 1,500円 |
5GB | 1,910円 |
7GB | 2,560円 |
8GB | 2,680円 |
10GB | 2,890円 |
15GB | 4,300円 |
20GB | 5,980円 |
最近では音声通話のかけ放題プラン(5分間)のサービスも850円で利用することができるようになったので、ある程度、電話をするという方でも格安SIMを使うメリットは広がってきているように感じます。
格安SIMの料金は純粋に通信料だけが請求される形になるので(端末を同時購入し24回の分割払いにしたら端末代も請求されます。)、非常に分かりやすいのが最大に利点と言えるのではないでしょうか。
ドコモ端末ならそのまま利用可能
もし、あなたがNTTドコモのスマートフォンを契約している場合は、格安SIMにMNPすることで、お使いのスマートフォンをそのまま使い続けることができる可能性があります。
可能性と書いたのは、かなり前に購入した古いスマートフォンの場合は、規格が対応していないなどの理由でそのまま使うことができないからです。しかし、ここ2〜3年前に購入したスマートフォンであれば問題なく格安SIMのカードを入れてそのまま使うことができるでしょう。
大手3社の料金プランは2年間使い続けることを条件に端末代の一部を通信費から割り引く仕組みが取られています。
端末によっては実質0円で端末を購入することができるお得なサービスと言えます。しかし、2年経過後は端末代の支払いが終了すると同時に割引も終了してしまい、2年ごとにスマートフォンを買い換えをしないと損をしてしまうような仕組みになっています。
- 1ヶ月〜24ヶ月:基本料金(5,000円)+ 端末代(2,000円)ー 端末割引(2,000円)=5,000円
- 25ヶ月以降:基本料金(5,000円)= 5,000円
これは携帯電話を2年置きに機種変更をさせ市場を活性化させようという目論見から大手3社が開始されたサービスですが、同じ端末を長く使い続けるユーザーにとっては損してしまう仕組みとなっています。
格安SIMの場合は料金プランと端末代はすっきりと切り分けられているのでこのような不公平感が出ることはありません。
- 1ヶ月〜24ヶ月:基本料金(2,000円)+ 端末代(2,000円)= 4,000円
- 25ヶ月以降:基本料金(2,000円)= 2,000円
最近のスマートフォンは性能も高いですし、3年目以降もバリバリ使用する事が出来ると思います。格安SIMなら端末代金を支払い終わった後は安い通信料金だけを支払うだけでいいのでかなりお得感に運用する事ができます。
海外で現地のSIMカードを利用可能
大手3社のSIMカードは海外ローミングを利用して電話やデータ通信をすることができます。しかし2,980円/日(24.4MBまでなら1,980円)と非常に高額です。最近は24時間30MBのデータ容量までなら980円で利用することができる比較的安いプランもありますが、格安SIMの海外プリペイドカードならさらに安く利用できるプランがあります。(mineoなら30MBで680円)
また、現地のプリペイドSIMカードを利用することもできるのでより安くスマホを接続することが可能です。ただし、利用している端末がSIMロックフリーである必要があり、英語が分かっていないいけないなどの壁はあります。
格安SIMのデメリット
料金が安いということはデメリットもあるのではないかと思ってしまいますよね。
はい。あります。
サービスエリアは同じ
サービスエリアは大手通信業者の電波を使用しているのでドコモが繋がる場所は基本的には繋がりますので、通話ができないということはありません。ただし、格安スマホの中には一部の電波(FOMAプラスエリアやLTE Band19などのプラチナバンド)が対応していないモデルもあるので注意です。
通信速度が遅い時間帯も
サービスエリアは大手通信業者と同じですが、回線を間借りしていることもあり時間帯によっては通信速度が低下することがあります。
最近はかなり改善されてきた印象も受けますが、お昼の12時から13時、夕方の5時から9時くらいまでは通信速度が遅くなってしまうことが多いです。この辺りは別記事で詳しく紹介したいなと思っています。
キャリアメールがない
大手通信業者で契約するとキャリアメール(@docomo.ne.jp・@softbank.ne.jp・@ezweb.ne.jp…などのMMS)が利用することができます。しかし、格安SIMの場合はこのようなメールアドレスが付いてこないことが多いです。
そんな中、MVNOでもキャリアメールが使えるところがあります。それがauの子会社であるUQコミュニケーションズが運営しているUQモバイルが「@uqmobile.jp」を提供しています。
さすが、auの子会社ということもあり、この辺りのサービスの充実度は高いと言えるかもしれませんね。(ただし、有料です。)
楽天モバイルはMMSではないのですが、専用のメールアドレス(@rakuten.jp)を提供しています。メッセージアプリではなくメールアプリで利用することができるアドレスですが、個別のアドレスがもらえるのは嬉しいところ。
サポートが弱い
大手通信業者(NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル)は全国どこでもショップがあるので、何か困ったことがあった場合もお店に行くことで解決することができます。
しかし、格安SIMの場合は実店舗がないところが多いのでトラブルが発生した時は電話かメールでやり取りをして解決を図るしかありません。ここは人によっては大きなデメリットになるかもしれませんね。
ただ、最近では大手量販店に楽天モバイルのコーナーが設置されていたりすることも多いので、名の知れた格安SIM業者なら安心して使うことができるのではないでしょうか。
端末を別途購入しなければならない
大手3社は通信料金が高い代わりに端末代をそこから割り引いてくれるシステムとなっています。しかし、格安SIMの場合は端末を所持していれば通信料金しかし払う必要がありませんが、端末を別途購入する場合は通信費にプラスして端末代も考慮しなければなりません。
仮にiPhone 6sを購入する場合は以下のようになります。(5GBのデータ通信+5分間かけ放題プラン)
- 大手3社:通信料金(7,000円)+ 端末料金(3,900円)ー端末代 割引(3,450円)=7,500円
- 格安SIM:通信料金(3,060円)+ 端末料金(3,280円)= 6,340円
格安SIMの方が1,000円くらい安い計算になりますが、キャリアメールが利用できないなどデメリットもあるのでどちらがいいかはケースバイケースなのかなと思います。
ただ、格安スマホを購入する場合は確実に安くなります。仮にFREETELのREIを購入した場合は以下のようになります。
- 格安SIM:通信料金(3,060円)+ 端末料金(1,445円)= 4,505円
iPhoneやXperiaなどの端末にこだわらないのであれば格安SIMはお得と言えるのではないでしょうか。