Windows10のタスクビューがMac OS Xに似すぎも動作が軽く使いやすい!
Windows10 テクニカルプレビューを使ってみた
先日マイクロソフトが公開した「Windows10 テクニカルプレビュー」をMacBook Pro Retina 15インチ(Late 2013)にパラレルデスクトップ10からの仮想化環境でインストールしてみました。
スタート画面は以前のバージョンではWindows8のように表示させることが設定で可能でしたが、今バージョンから完全に撤廃されたようですね。スタートメニューの設定項目から「スタート画面」が消えていました。
ただ、スタートメニューの最大化の機能が追加されたのでWindows8ライクな画面にすることは可能です。
Mac OS Xと似ている部分
Windows10の第1印象としては「UIの動作がOS Xと非常に似てきた」「細かい操作感も作り込まれてきた」と感じました。
これは、OS Xの良い部分を研究し真似してマイクロソフトなりに改良を重ねたのかなと。僕としてはWindows10の操作感は嫌いじゃありません。使い易くなったと思います。
OS Xと一番似ていると思う部分はタスクビュー機能の切り替え画面です。OS Xではミッションコントロールと呼んでいる機能です。
デスクトップの仮想化機能も搭載されています。タスクビュー機能はこんな感じで動作しており、まさにOS X!!
OS Xのミッションコントロールはアプリごとにまとめられるので、OS X 10.6までのExpose(エクスポゼ)に近いですかね。懐かしい!
動作がかなり軽くなった
Windows10はWindows8と比べるとかなり動作が軽いです。Macで起動しているパラレルデスクトップ10で両OSで起動させCPU使用率を比較してみました。
Windows8のCPU使用率は約130%となっています。
Windows10のCPU使用率はなんと、驚きの約33%!
何かの間違いか?
と思ってしまいますが実際にパラレルデスクトップ上でWindows8を起動している時はMacのファンがフル回転してしまうのですが、Windows10を起動中はファンの回転数は変わりません。それだけ負荷が掛かっていないということです。
さすが、Windows10はスマートフォンでも使えるように設計されているだけあり相当な軽量化が行われているようですね。
いや、これにはちょっと驚きました。
パラレルデスクトップでWin8を起動しながらMac上で別の作業をすると負荷が掛かりすぎるのでシャットダウンを必ずしていたのですがWin10なら起動したままでも大丈夫です。
マイクロソフトもWindows8の失敗でかなり気合いを入れて開発したんだなと思います。Windows8がインストールされたSurface Pro3での空き容量がかなり少なかったといわれていましたが、Windows10をインストールした直後の使用容量は10GB程度と悪くない数字のようです。(Win8は17GBほど)
あと、アイコンもかなりポップなものに変更されています。
リボンUIはいらない…。
個人的にはWindows10はかなり良いOSに仕上がっているんじゃないのかなとちょっと使ってみて感じました。