iOS8のカレンダーで予定時間が世界標準(GMT)に変換される不具合!
iOS8のカレンダーアプリに時間がずれる不具合
iOS8にはまだまだ気付いていないバグがあるようです!
カレンダーアプリで登録した時間が、世界の時間の基準となっているGMT(グリニッジ標準時)に自動的に変換されてしまう不具合が見つかったようです!これは、AppleのiCloudでカレンダーを同期した場合は大丈夫ですが、GoogleやMicrosoft Exchangeサーバーと同期をした時に登録した時刻がGMT(グリニッジ標準時)に変わってしまうとのこと。
時間が変わるわけではなく日本時間からGMT(グリニッジ標準時)に変化するだけなので、アラームなどの動作には問題は起きないようですが、突然日本時間からGMTに変わったら驚いてしまいます。
この問題はiOS8の初期のバージョンから指摘されていた不具合のようで、iOS8.1.2までバージョンアップされた今でも修正されていないようです。
GMTと日本時間の時間差
GMTと聞くと朝ドラのあまちゃんを思い出すのは僕だけでしょうか。
日本時間とGMT(グリニッジ標準時)の時間差はプラス9時間。つまりGMTが午前0時の時は日本では午前9時ということになります。日本に住んでいる以上、気にしたことはありませんが、もしGoogleやMicrosoft Exchangeサーバーを使ってカレンダーを同期した時に時間がおかしくなったらこの記事を思い出して欲しい。
以前からAppleのフォーラムでも指摘されていた不具合でしょうからAppleも不具合は承知のはず。iOS8.1.2の時点で修正されていないとなるとiOS8.1.3で修正されている可能性は低いかもしれません。
iPhone 6のカメラのシャッター音など小さなバグの修正はなかなかされない傾向がAppleにはあるように感じます。
対処方法
もしカレンダーに登録している予定がGMT時間に変換されてしまったら…Appleのフォーラムにて対処法が公開されています。
設定→メール/連絡先/カレンダー→時間帯を指定→東京に設定し直し
その後カレンダーの登録した予定を編集→終日の部分をON、OFFでGMTが消えました。
ただし、iOS上からgoogleカレンダーで新しく予定を追加すると再びGMTに変換されるそうで、根本的な解決には至っていません。Googleカレンダーなどを同期してカレンダーを利用する場合はAppleのカレンダーではなくサードパーティ製のカレンダーアプリを利用するしか対策がなさそうです。
追記:iOS8のカレンダーアプリとGoogleやMicrosoft Exchangeなどのサードパーティ製のカレンダーを同期した時に時刻がGMT(グリニッジ標準時)に変換してしまう不具合はGoogleカレンダー側で不具合を修正されたそうです。