AppleがMacBook本体を使ったタッチコントロールに関する特許を取得
MacBook本体を使ったタッチコントロールに関する特許取得!
AppleがMacBook本体全体を使ってタッチコントロールが可能となる特許を取得したと米国特許庁が発表しました。
特許ナンバーは8,654,524で「Housing as an I/O device(筐体の入出力装置)」という名前で取得しているようです。
この特許は、MacBookの内部部品を保護する役割に追加して入出力デバイスとしても機能するとしトラックパッド以外のMacBookの筐体を通してOS Xを制御することができるという奇抜な特許内容となっているようです。
例えばUSBポート付近を指で触るとUSBのフォルダーを開いたり、スピーカー辺りを指でタッチすると音量を操作することが出来たりとなかなか面白い内容のもののようです。
Windows PCは音量ボタンがハード的に搭載されていることが多いですが、この特許ではタッチセンサーにしてしまおうという発想となっているようです。今更音量ボタンなどをタッチセンサーで搭載する必要性は感じませんが、これらの技術を使って新しいデバイスが生まれる可能性はありそうです。
追記:MacBook Pro 2016にタッチバーが搭載されるかも?
2016年に発売されるとみられるMacBook Proは完全にデザインを刷新して、ファンクションキーの部分に物理キーを廃止して有機ELディスプレイを搭載したタッチバーと呼ばれる機能が搭載されるのではないかと見られています。
これがこの特許の正体になっている可能性は高いかもしれません。
これは、アプリによって割り当てることができる機能をフレキシブルに変更することができる仕組みとなっているのではないかと見られています。さらに電源ボタンに指紋認証のTouch IDが搭載されるのではないかという噂もあったり、2016年に登場するMacBook Proは期待が高まりそうです。
追記:2016年10月にファンクションキーが廃止されTouch Barが搭載されたモデルがリリースされました。