MacBook Pro(2016)タッチバーのTouch IDを使ったロック解除が最高!使い方や設定方法について!
MacBook Pro(Late 2016)のタッチバーとTouch IDの使い方
新しい15インチMacBook Pro(Late 2016)と13インチMacBook Pro(Late 2016)にはタッチバーと指紋認証のTouch IDが搭載されているのは周知の通りですが「本当に使いやすいのか?」という疑問が湧いて出てくることでしょう。
15インチMacBook Pro(Late 2016)を実際に購入して少しの時間ですが使って見た感想として、タッチバーに関してはまだまだこれからの新機能なのかなという印象を受けますが意外と使い勝手は良く今後が楽しみな機能なのかなと感じます。
指紋認証のTouch IDはiPhoneやiPadで熟成した機能でもあるので、MacBookにやって来ても非常に使いやすく、Macのロック解除が本当に楽になりました。ちょっと大げさかもしれませんが、これだけでも新型モデルに乗り換えてもいいんじゃないかと思うくらいです。
MacBook ProにTouch IDを登録する方法
指紋の登録はタッチバー搭載モデルのMacBook Proであれば、初期設定をする時にTouch IDの設定をすることになります。もちろん、スキップして後から登録することもでき、基本的にiOSと同じように指紋を登録して利用する形になります。
Touch IDに指を乗せて指紋を登録します。
iPhoneのようにぶるっとしません。
Touch IDは本体の右側にあるので、右手の人差し指の指紋を登録させると便利でしょうか。最大で3つまで登録することができます。
後から指紋を登録したり追加する場合は「システム環境設定」の中に新しく「Touch ID」の項目が追加されているので、ここから登録をすることになります。
Touch IDを利用する設定もすることができ、「Macのロック解除」、「Apple Pay 」、「iTunesとApp Store」の3つが初期設定でONになっています。
指紋の登録が完了すると、指紋認証が必要な時が来ればタッチバーの右側にひ「Touch IDでロックを解除」などのメッセージが表示されます。
認証が失敗すると「やり直す」という表示が出ます。
認証が成功すれば、ロック画面が解除されます。
パスワードなしでMacBook Proのロック解除ができるのは本当に楽ですね。これは素晴らしい機能です。
タッチバーの使い方と設定
次にタッチバーはどのような使い方ができるのかをザッと紹介したいと思います。通常状態はシンプルな表示となっており一番左に「esc」、右側に「画面の明るさ」、「音量調節」、「消音」、「Siri」の4つが並んでいます。
もし「ファンクションキーが使いたい!」と思ったら左下にある「fn」キーを押して見ましょう。すると瞬時にファンクションキーを表示されることができます。
これは便利だ!さらに、この矢印をタップすると…
画面が切り替わって、さらに色んなことができるようになります。
ちなみに、タッチバーに表示させたい項目は自由にカスタマイズすることもできます。自分流にカスタムしたい方はトライしてみてもいいのかもしれません。
自分流にカスタムしたい方はトライしてみてもいいのかもしれません。カスタマイズしている時は、iPhoneのアイコンを移動させる時のようにブルブル震えます。
アプリごとのタッチバーの違い
Safariのタッチバーはタブや検索ボタンが表示されます。
また、新規ウィンドウを開いたら「お気に入り」のサイトのアイコンが表示されるなど、Safariの一部操作をタッチバーから行うことが可能となりました。
カレンダーは月表示。左右にスワイプすることでギュンと月をまたぐことができるので便利です。
メモアプリやテキストエディタなどは文字装飾に関する項目が表示されます。新規作成もタッチバー経由から行うことができます。
メニューを切り替えると、さらに別の項目も出てきます。見出しなんかもタッチバーからつけれるようになれば、便利なのかもしれません。
Finderもタッチバーに対応しており「進む」や「戻る」、「表示オプション」、「Quick Look」などの機能も呼び出すことが可能となっています。
地図アプリは「この周辺」機能がアイコンとして表示されていますね。
目的地を設定したら「経路」と言ったアイコンが表示され電話を掛けたりすることができるアイコンなども表示されています。
写真アプリは今までの過去の写真をスライドで一気に移動させることができる機能が搭載されました。
iTunesで音楽を再生させると、曲の再生位置を調節することができるスライダーが表示されます。
ながら作業をしていてもiTunesのタッチバーを表示させることができるので、便利です。作業しながら曲を変更したいときに、タッチバーに触れるだけで曲を変えることができるのですから。
計算機はめちゃくちゃ便利になるでしょ!これは!今までマウスやトラックパッドで一生懸命、計算をしていたのが嘘みたいだ。
スクリーンショット撮影(command + shift + 4)をするときにも、タッチバーの項目が表示されます。
保存先なども簡単に変更できますし、選択範囲もタッチバーから変更させることができるようですね。
まとめ
タッチバーは専用チップT1を使って、macOSからは独立しているApple Watchのwatch OSをカスタムしたOSで動作していることが明らかになっていますが、動作が遅くなるということはなく、お互いに連携し合いながら非常に滑らかにヌルヌル動いています。触ってるだけでも今は楽しいですからね。
とはいえ、まだまだ対応しているアプリは少なく「これはすごい!」と思うものはまだ出てきていないと思います。今後はタッチバーへの対応は進むでしょうしその時にタッチバーの本当の真価が問われることになるかもしれませんね。