iOS 8を入れたiPhone 4s/iPad 2の動作を軽くする3つの方法

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iOS 8の動作が遅い時にやってみること

iOS 8をiPhone 4sやiPad 2にインストールすると、動作がモッサリしてしまいアップデートしたことを後悔してしまった!なんて方もいるかもしれません。

しかし、設定を見直すだけで少しだけ動作が快適になる方法があるのでご紹介します。iOS 8では透過処理やズームする画面の切り替えなど様々なエフェクトがかけられているので非力なA5チップを搭載しているiPhone 4sとiPad 2には少々処理が重くなってしまうようです。

これは以前にiOS 7が公開されたときにもあった設定方法ですが、iOS 8でも同じようにエフェクトをOFFにすることで動作を少しだけ軽くなることが確認できました。

iOS 8  iPhone 4s

動作を少しでも軽くするには

「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」をタップします。

iOS 8 アクセシビリティ

「透明度を下げる」と「視差効果を減らす」のボタンをONにします。

iOS 8 透明度を下げる

たったこれだけでかなりiOS 8をインストールしたiPhone 4sの動作が軽くなったことを確認しています。同じA5チップを搭載しているiPad 2もおそらく同じく動作が軽快になることが期待できます。

この効果をOFFにしたことで画面にはどのような変化があるのでしょうか。

ホーム画面のDock

「透明度を下げる」ことで画面の透過処理がオフになり、ホーム画面では下にあるDOCKの色が変わっていることがわかります。

iOS 8 透過処理

Spotlight検索画面

Spotlight検索画面では背景の透過処理が単色背景に変更されます。

iOS 8 透過処理 Spotlight

Safariのメニューバー

Safariではタブ画面の一番下のバーの透明処理がオフとなります。

iOS 8 透過処理 Safari

他にも、細かい部分での透過処理がオフになることで、全体的なパフォーマンスは向上しているようです。

「視差効果を減らす」をONにすると今まで画面を切り替えるときのダイナミックな動きがオフとなりボヤッとした画面の切り替わりに変更されます。

ちょっと表現がし難いのですが試してみればわかると思います。個人的にはボヤッとした切り替わり方が少し気持ち悪いので「透明度を下げる」までしかしていませんけどね…!

たったこれだけのことでパフォーマンスが少しでも上げることができるな試してみる価値はあると思います。iPhone 4sと近いスペックのiPad 2、iPod Touch(第5世代)なら効果を感じることができるはず。もしかしたらA5Xプロセッサを搭載しているiPad(第3世代)も意外と性能が低いので効果があるかもしれませんね。

ちなみに、iPhone 5以降は64bitのプロセッサが搭載され比較的性能が高いので、これらの効果をオフにしてもほとんど効果を感じることは出来ないと思います。

ストレージを整理することで改善することも

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他にもiPhone 4sやiPad2の動作を改善させるためには必要のないファイルを削除しストレージ容量の空きに余裕を持たせることで動作が軽くなることもあります。

iOS8が動作する一番古い機種となったiPhone 4sとiPad2ですが、スマートフォンたタブレットとしてはまだまだ使える機種なので、「透明度を下げる」「視差効果を減らす」「ストレージの整理」の3つの方法でiPhone 4sを可愛がってあげて下さい!

なんたってiPhone 4sはデザイン特許を取得したくらいの機種なんですから..!

“https://itstrike.biz/apple/16370/

追記(2015.4):ついにiPad2をiOS8にアップデート

ついにiPad2をiOS8にアップデートしました。今まではiOS5を入れて広告の入らないApple製のYouTubeを使っていたのですが、先日YouTubeが古いAPIを利用しているiOS5からYouTubeにアクセスを制限を開始したようで、動画を見ることができなくなってしまいました。

なので、泣く泣くiOS8.3にアップデートをしたのですがやはり動作が遅いです。ビックリするくらい。上記の透過処理をオフにすることでなんとか我慢できるレベル(いや、できないか..)のパフォーマンスを維持していますが次期メジャーアップデートとなるiOS9でiPhone4sとiPad2の扱いがどうなるのか気になるところです。

追記(2016.1):iOS9.2.1で若干軽くなった?

iOS9をiPhone 4sやiPadにインストールしても相変わらず動作は遅くイライラしてしまいます。ただ、2016年1月現在の最新バージョンとなる「iOS9.2.1」をインストールすることで気持ち軽くなったのかなと感じます。とはいえ、本当に気持ちだけなので訴訟問題にまで発展したことを考えると、2016年9月にリリースされるiOS10はiPhone 4sとiPad 2の適用は見送られる可能性が高いと言えるのではないでしょうか。

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