新型iPad Proは7.9インチ、10.1インチ、12.9インチに?高解像度化の可能性もありそう!
iPad Proシリーズ、2017年に大刷新か?
2017年にiPadシリーズはラインナップを大幅に変更される可能性が?!(この記事は2016年10月に執筆したものを2017年5月に加筆、修正しています。)
2017年3月に廉価版iPadとしてiPad(第5世代)がリリースされましたが、高機能版となる新型iPad Pro 2は6月に開催されるWWDC2017で発表されるのではないかとみられています。ディスプレイサイズは9.7インチと12.9インチ、そして新たに10.5インチが追加されることになると噂されており、7.9インチモデルに関しては登場しないとみられています。
3モデルがPro仕様に
新型のiPad Proシリーズは広色域(P3)対応のTrue Toneディスプレイ、1200万画素のiSightカメラ、True Toneフラッシュ、Smart Connector、4スピーカーシステムが搭載されるとのことで、基本ベースは9.7インチのiPad Proに搭載されている仕様がすべてのサイズに採用されるといった感じでしょうか。
iPhone7/7 Plusでは3.5mmのヘッドフォンジャックが廃止されポートはLightningコネクタのみとなりましたが、新型のiPad Proシリーズはヘッドフォンジャックは引き続き採用される見込み。さらにデュアルマイクロフォンからクアッドマイクロフォンにグレードアップをするようです。
10.5インチが追加され高解像度化か?
今回の情報で非常に気になるのは新たに追加される10.5インチのディスプレイが採用される点でしょうか。サイズで見ると縦幅約10mm、横幅約0.5mmほど大きくなっているようで、たった0.8インチとはいえ、画面が大きくなったと感じるくらいの画面拡大と言えるのではないでしょうか。
サイズ変更の意図が非常に気になるところですね。
以下、完全に個人的な予想です。
9.7インチから10.5インチに画面サイズが拡大される可能性の一つとして解像度の変更があるのかもしれません。元モデルの9.7インチのiPad ProとiPad Air 2の解像度は7.9インチのiPad mini4と同じ2,048 x 1,536ピクセルのディスプレイを搭載しています。
- iPad Pro (12.9inch):2,732 x 2,048ピクセル(264ppi)
- iPad Pro (9.7inch)、iPad Air 2:2,048 x 1,536ピクセル(264ppi)
- iPad mini4:2,048 x 1,536ピクセル(326ppi)
サイズが小さいiPad miniの方が画素密度が高いという逆転現象が発生しています。
もし、解像度が現行と同じまま画面を大きくするとさらに画素密度が荒くなることになり画質が悪くなる可能性もあり、このことを考えると次期iPad Proで9.7インチのiPad Proの解像度を大幅に向上させて画素密度をiPad miniと同等の326ppiに引き上げようとしているのかもしれません。
画素密度を上げる関係上で画面サイズが9.7インチから10.1インチに大きくなる…のかも。Androidでは4Kタブレットが登場してきていることや、iPhoneで4K動画撮影ができるようになっていることを考えると現行モデルのiPadの解像度は足りないですからね。
12.9インチのiPad Proと同じ解像度になるかも
なお、12.9インチのiPad Proと同じ解像度になる可能性もあるようです。12.9インチのiPad Proの解像度は2,732 x 2,048ピクセルで10.5インチ(10.47インチ)のサイズで326ppiのピクセル密度を実現することができるようですね。これは、かなり信憑性が高いかもしれませんね。
WWDC 2017で発表されるかも
新型iPad Proは2017年6月に開催されるWWDC 2017で発表されるのではないかと噂されており、すでに量産が開始されているとも。
2017年3月にリリースされたiPad(第5世代)のレビューはこちらから!