次世代iPadはOS Xの起動も可能に?OS X El Capitainの商標出願でタブレットも範囲内に!

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次世代iPadでOS Xを切り替え起動が可能に?

AppleがiPadでiOSとOS Xを切り替え起動が可能となる特許を欧州特許商標庁に出願していたことが明らかになったようで、同特許ではOS X El Capitainの商標でカバーできる範囲のカテゴリーとして「タブレット」が追加されていたとのこと。

OS x el-capitan iPad Pro

あくまでOS X El Capitainでの適用範囲が「タブレット」にも広げられただけで具体的にiPadでOS Xが起動出来るかどうかは不明です。

ただ、マイクロソフトがWindows 10でタブレットモードなどの機能を盛り込んできておりSurfaceシリーズではタブレットとパソコンの2つの機能を利用可能となっていたりとAppleもiPadでOS Xの利用がシームレスに可能となる方法を模索している可能性はあるかもしれません。

12.9インチiPad Proは生産性ツールとして重要な端末に?

Appleは今まではiOSとOS Xは完全に独立したものであると主張を続けてきましたが、噂されている12.9インチのiPad ProでiOSとOS Xの双方のOSの利用が可能になれば、大きなセールスポイントになるかもしれません。

また、iPadシリーズは販売数が低下しつづけている現状もあり、iPad Proは生産性ツールとして再設計することが大きなアピールポイントとなるのかもしれません。iPad ProはUSB-C、スタイラスペン、感圧式タッチパネル、NFC、A9チップが搭載されるとされています。

ただ、iPad ProでOS Xが起動可能になったときに12インチMacBookとの差別化をどのようにもっていくかが戦略として手腕が問われる部分となってくるかもしれません。

追記:12.9インチのiPad Proがリリースされましたが、当然ながらiOSデバイスという位置付けとなっておりOS Xが起動することはありません。2016年秋にリリースされるiOS10とmacOS Sierraが発表されましたが、今後もこの二つのOSは絶妙な距離を保ち続ける可能性が高いと言えるかもしれませんね。

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