iPadをMacのサブディスプレイにできる「Duet」は60Hzの滑らかな表示とタッチ操作も可能!
iPadをサブディスプレイにできる「Duet Display」
iPadをMacのサブディスプレイにするアプリは「AirDisplay 2」などが既に存在していましたが、Wi-Fi接続であることから画面表示にタイムラグがあったりと少し実用性に欠けるものがありましたが、Lightningコネクタに直接接続することでタイムラグがほぼ0でリフレッシュレート60Hzの表示が可能となる「Duet Display」というサブディスプレイアプリが開発されています。
「Duet」は元AppleのエンジニアであったRahul Dewan氏が開発をしているアプリでとても信頼性の高いアプリと言えそうです。
タイムラグが無くタッチ操作も可能
RetinaディスプレイモデルのiPadやiPhoneを接続することで高精細なRetina表示ができるのはもちろん、リフレッシュレート60Hzの表示も可能でタイムラグはほぼセロになっています。Duetのサイトでは「Zero Lag」と表現しています。
さらに、iOSデバイスに搭載されているタッチパネルを利用してOS Xをタッチ操作をすることも可能となっており、この機能を利用することで新しい使い方が出来るかもしれません。
実際の使用感
Business Insiderでは「Duet」のリリースの前に実際に使用をしてレビューしているのですが、AirDisplayでのサブディスプレイ時の利用で見られたタイムラグはなく非常にスムーズにYouTubeの再生などもできたそうです。
また、Mac miniでMacのログイン機能をオフにしておくことでメインディスプレイとしても利用が出来るそうです。ちょっと小さすぎのメインディスプレイですが新しい使い方ができそうです。
画面サイズが大きくなったiPhone 6 Plusの登場でiPad miniやiPadを使わなくなったという声もチラホラと聞こえますが、もしもiPadが余っているのなら、Macのサブディスプレイとして活用するという手もいいのかもしれません。
「Duet」は比較的古いMacやiPadなどでも利用することが可能となっており、ハード的な制限は特に記載されておらずOS X 10.9、iOS 5.1.1以上のOSがインストールしていれば利用できるようです。
近いうちに公開されるそうで価格にもよりますが、少し使って見たいアプリですね。