AppleがUltra Accessory ConnectorをMFiに追加へ!UACはUSBケーブルのUC-E6と同じ?

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AppleがUACをMFiに追加か

AppleがiPhone、iPad、iPod Touch向けのアクセサリとして「Ultra Accessory Connector(UAC)」と呼ばれる規格のコネクタをMade-for-iPhone(MFi)ライセンスプログラムを通じて採用する予定であることが明らかになりました!

UACコネクタ

UACのコネクタサイズはUSB-CとLightningの半分程度の2.05mm×4.85mmとなっており、ピン数は8本となっています。USB-CやLightningよりも小さいサイズのコネクタということでより小さなデバイスへの採用に適した規格と言えそうです。

UACというコネクタはあまり馴染みがありませんがすでに採用実績のあるコネクタで、実はUACはAppleが独自に名付けた名称となっており、UC-E6やUltra Mini USB Connectorとして世の中に出回っているケーブルとなっています。

Lightningコネクタよりも小さいUltra Accessory Connector(UAC)

名称からも分かるように基本的にはUSB規格のケーブルとなっており、Nikon製のカメラと接続するためのケーブルとしても採用されているそうですが、僕が所持しているカメラ「RICOH GR」の充電ケーブルにもUC-E6として採用されていました。(ただしUC-E6のピン数は5本。UACはApple独自にピンの本数を8本に増やすているのでしょう。)

Ultra Accessory Connector(UAC)とLightningコネクタ

見ての通りLightningコネクタと比較してもかなり小さいコネクタであることが確認できます。コネクタが小さいのに挿す方向が決まっているので使用時は少しだけ気を使う必要があるのが残念なところです。

ではAppleはUACを何に使用しようとしているのかが気になるところではありますが、iPhoneやiPadに採用させるものではなく、Lightningコネクタを採用したヘッドフォンと接続させるための中継ケーブルとして使われることになるようです。

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というのも、現在販売されているLightningコネクタに対応したヘッドフォンはUSB-Cデバイスとの互換性がなく使うことができないため、間にUACケーブルを挟むことでUSB-CデバイスでもLightningコネクタに対応したヘッドフォンを使えるようになるようです。

iPhone・iPadもUSB-Cに置き換わる可能性が

2016年秋にリリースされたMacBook ProはUSB-Cポートが標準仕様となり、将来のiPhoneやiPadもLightningからUSB-Cに置き換わる可能性がありますが、UACによる変換ケーブルが登場することになればその可能性は一気に増すことになりそうです。

コネクタが小さくなるのはいいんだけど変換ケーブルだらけになってしまうのはスマートではないように感じますね…。なんだかんだで3.5mmのヘッドフォンジャックが一番小さくて良かったんじゃないのかと思ってしまいますが、デジタル信号の送受信を考えると代替えのコネクタが必要ですし、なかなか難しいですね。

9To5Mac
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