iPad Air 2のA8XはMacbook Air 2011のCore i5より高性能であることが判明!
A8XはCore i5-2467Mより高性能!?
iPad Air 2に搭載されている「A8Xチップ」は30億のトランジスタを搭載しA8チップの20億のトランジスタ数の1.5倍も数を増やし、世にも珍しい3コア(トリプルコア)のCPUを搭載しています。
A4チップを搭載していた初代iPadと比較してCPUが12倍、GPUが180倍も高速化されましたが、なんと2011年に発売されたMacbook Airに搭載されているIntelのSandy Bridgeマイクロアーキテクチャ世代のCore i5-2467Mプロセッサと同等の性能を持っているようです。
A7チップのiPad Air、A8XのiPad Air 2、Core i5-2467MのMacbook AirをGeekbench 3のベンチマークスコアを測定した結果以下の通りとなっています。
A7 | A8X | Core i5-2467M | |
シングルコアスコア | 1425 | 1815 | 1887 |
マルチコアスコア | 2574 | 4515 | 3531 |
シングルコアの場合はA8XもCore i5-2467Mも同じくらいのスコアになっていますが、マルチコアだとA8Xが断トツにスコアが高くなっています。つまり、iPad Air 2は2011年に発売されたMacbook Airよりも高いポテンシャルを秘めているデバイスということになります。
もちろん、動作するOSもiOSとOS Xと違いますし動くアプリも全く違うので単純な比較はできませんが、それだけ高性能であるということには違いありません。(完全マルチタスクのOS Xよりも、基本シングルタスク(バックグラウンドでのマルチタスク)のiOSの方がアプリの体感速度はiPad Air 2の方が高いと予想)
iPad Air 2は全ての動作が軽い
実際にA7チップを搭載したiPad mini 2とA8Xを搭載したiPad Air 2の動作速度を比べた事がありますが、ウェブブラウザの動作やアプリの起動など、iPad Air 2はワンテンポ速く、とても快適性が上がっていることがわかります。
iPad Air 2は2GBのRAMを搭載したことも性能アップに大きく貢献をしているはずで、Safariなどでタブの履歴画面を開く時の再読み込みをする場面が確実に減っているので、プロセッサだけではなくRAMも増えたことで体感速度はかなり向上しているのではないでしょうか。
追記:iPad Air 2を購入したのでレビュー記事を書いています。非常にコストパフォーマンスに優れたタブレット端末に仕上がっていると思いますよ。