iPad Air 2は全てが軽い!A8XとA7の動作速度の違いを動画で比較!
A8Xのスペックアップが凄い!
iPad Air 2には1.5GHz駆動のトリプルコア(3コア)のA8Xプロセッサが採用され、AppleのiOSデバイスとしては初めて2GBのRAMが搭載されています。
Geekbenchのベンチマークの結果もiPhone 6/6 Plusに搭載されているA8チップをはるかに凌ぐ性能を叩き出しています。
- iPad Air 2(A8X):4477
- iPhone 6(A8):2879
- iPad Air(A7):2664
- iPad mini(A7):2494
実際の操作感の速度は?
しかし実際にはベンチマークの結果ではなく、実際に使った時の操作感が早くなっているかどうかだと思います。
A8Xを搭載したiPad Air 2がA7チップを搭載したモデルと比較してどれだけ動作が快適になったのか比較したので、どちらを購入するか悩んでいる方は是非参考にして下さい!
実験対象とした機種はA8Xチップを搭載した「iPad Air 2」とA7チップを搭載した「iPad mini 2」です。
本当はiPad Airで比較したいところですが持ち合わせていません…!ただ、基本的にはiPad AirとiPad mini 2はディスプレイ解像度も同じなので動作スピードはそれほど違いはないはずです。ただし、クロック動作数がiPad Airが1.4GHz、mini 2/mini3が1.3GHzで動作するので少しだけAirの方が早く上記ベンチマークでも若干の違いはあります。
またiPhone 6/6 Plusに搭載されているA8チップは解像度やアプリも違うので単純な比較は出来ないので「iPad Air 2 vs iPad mini 2」という構図にしてみました。
A8Xチップ vs A7チップ
いずれも左がiPad Air 2(A8X)、右がiPad mini 2(A7)となります。
Safariの起動
ネット回線の接続状況にも左右されますが基本的にはA8Xを搭載したAir 2の方が起動やサイトの切り替えなど全ての動作が早くなっており、サクサクとブラウジングをすることができます。
2GBのRAMを積んでいることからマルチタスクで別アプリに移動して再びSafariに戻って来た時のリロード回数がmini 2よりも少なくなっているので全体的なパフォーマンスはかなり高いです。
地図アプリの起動
やはり起動はAir 2の方が早いです。
地図アプリに関しても、2GBのRAMを積んでいる影響から読み込む回数がmini 2と比べて少ないようにも感じます。
Storeの起動
App StoreやiTunes Storeの起動も断然にAir 2の方が高速です。
その他のアプリの起動は全体的にiPad Air 2の方が早くなっています。実際に動いている様子を動画に収めているので気になる方はご覧下さい。
とにかく快適なiPad Air 2
今回実験に使ったのはiPad mini 2ですがiPad mini 3は基本的にはTouch IDが搭載された程度のアップデートとなったので、iPad mini 3の動作スピードとほぼ同じだと思うので参考になると思います。
A7チップが登場した時もA6チップと比較すると比べものにならないくらい快適になったといいう記憶がありますが、さらに上となるA8やA8Xを目の当たりにすると当時性能が良いと思っていたものも色褪せて見えてしまうものですね。
A8Xを搭載したiPad Air 2は本体も薄く軽くなりアプリの操作もどのiOSデバイスよりも早くストレスを感じることはありません。とにかく快適に使いたいという方はiPad Air 2を選んで間違いありません!
追記:2015年10月にリリースされたiPad Proにはより高性能化されたA9Xチップが搭載されました。特殊な3コアではなく2コアでありながら、A8Xよりも高い性能を持ったA9XはMacBookに搭載されているIntel Core Mプロセッサよりも性能が高いものになっています。
追記:iPad Air 2のレビュー記事を書いているので是非ご覧ください!