iOS 8の動画撮影の新機能「タイムラプス」とは?使い方と撮影方法について!
タイムラプスとは?
iPhoneのカメラアプリも進化をしておりiOS 8から新しいカメラ機能として「タイムラプス撮影」が追加されています。最初、このモードの名前を見てどんなカメラモードなのか理解することができませんでしたが、非常に面白いカメラ機能ですね。タイムラプスの機能を簡単に説明をすると動画をコマ撮りして5分くらい撮影した動画を30秒くらいで再生ができる少し変わった撮影モードです。
普通の動画ではなく味のある動画を撮影したい時に役立ちそうな撮影モードです。
タイムラプスに対応している機種
タイムラプスはiOS8、iOS9をインストールしたiPhone 4以降、iPad 2以降の機種であれば使うことができます。もちろん、最新のiOS10、iOS11でもタイムラプスを使って撮影をすることが可能となっています。古いモデルは最新のOSをインストールすることができても機能が制限されることが多いですが、意外と使える機種が多いのもタイムラプスのいいところ。
iPhoneでタイムラプスを使う方法
iPhoneでタイムラプスを使うには「カメラ」アプリを起動して、画面を右方向にスワイプさせ機能を切り替えていくと「タイムラプス」という項目が出てきます。「タイムラプス」まで項目を移動させることで「タイムラプス」モードを起動することができます。
あとはいつも通り録画ボタンをタップするだけで撮影が開始されますが、タイムラプスの場合はとにかく長時間撮影しないと長い動画を撮影することができません。動画をコマ割りして撮影しているので5分くらい撮影したとしてもタイムラプスに編集させた動画は30秒ほどの映像にしかなりません。
タイムラプスビデオは撮影の仕方によっては何気ない映像でもカッコ良い動画を製作することが簡単にできますが、撮影時間はそれなりに長くなることから長期戦を覚悟しなければなりません。
実際にタイムラプスを使って撮影
文章でタイムラプスを語ってもよく分からないと思うので、実際にiPhone 6を使ってタイムラプス動画を撮影してみました。とりあえず、撮影するものが特になかったのでiTunesに搭載されているビジュアライズを撮影してみました。
まずは普通の動画撮影から。
そしてタイムラプスモードで撮影しました。多分3分以上は撮影していたと思うのですがたったの再生時間は15秒しかありません。
でも、普通の動画撮影と比べてもちょっと雰囲気が変わって全く別物の動画に見えなくもないですよね。
これだけじゃ分かりにくいので近所の道路で夜中の車を撮影してみました。夜中にiPhone構えてかなりの変質者状態でしたが…!
普通では絶対に面白くない動画なんですがタイムラプスモードで撮影することで、何か起こるんじゃないかという期待感が出てきます!何も起こらないんですけどね!
通常、タイムラプス機能を使った動画の撮影は、三脚を使ってカメラを固定して撮影するのが基本となります。なので手持ちのiPhoneからの撮影だと手ぶれがかなり酷くなってしまいます。光学式手ぶれ補正機能を搭載しているiPhone 6s PlusやiPhone7以降のモデルであればブレを少なく撮影することはできるかもしれませんが、もし本格的にタイムラプスモードで撮影をしたい場合はiPhoneの三脚があった方がいいかもしれません。
スローモーションモード
タイムラプスの他にも「スローモーション」モードも搭載されています。
スローモーションモードはiOS 7から搭載されていましたが、iOS 8からはフレームレート240fpsという1秒間に24コマという超スローモーションモードが搭載され、より撮影の幅が広がることになりました。ただし、240fpsにした場合は720pの解像度となります。
- 120fps:1080p
- 240fps:720p
スローモーションの設定は240fpsと表示している部分をタップすることで120fpsに切り替えることも可能です。
追記:iOS9以降は撮影中にフレームレートを変更することができない仕様になり、「設定」→「写真とカメラ」→「スローモーション撮影」から変更をする必要があり、フレームレートを120fpsか240fpsにするかを選択することが可能です。
どんどん進化しているiOSのカメラ機能ですが、iPhone 6では800万画素の新しいイメージセンサーを搭載することで更に綺麗な写真を手軽に撮影する事ができるようになりました。
さすがにレンズの大きさとセンサーの大きさに関しては一眼レフカメラには敵わないですが、一般的なコンパクトデジカメに取って代わるレベルにまでは達して来ているのではないでしょうか。
追記:iPhone 6s/6s Plus、iPhone SE、さらにiPad Pro 9.7は1,200万画素のイメージセンサーが搭載され、より綺麗に写真を撮影することができるようになりました。1,200万画素にカメラセンサーを採用したことで4K動画撮影にも対応をしており、ますますカメラの撮影の幅が広がることになりますね。
なお、2016年10月にリリースされたiPhone7 Plusはカメラが二つ搭載したデュアルカメラシステムとなり背景をぼかした写真を簡単に撮影することができるようになっています。
また、動く写真を撮影することができるLive Photosもなかなか便利な機能となっています。
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