AssistiveTouchのソフトウェアボタンをホームボタン化する方法【iOS9】
AssistiveTouchのボタンをホームボタン化する方法
iOSには各機能(ホーム、通知センターSiri、コントロールセンター、画面ロック、画面を回転、マルチタスク…など)を画面上のソフトウェアボタンに割り当てすることができる「AssistiveTouch(アシスティブタッチ)」が搭載されていますが、iOS9では細かくカスタマイズが可能となりました。
以前にも「AssistiveTouch」の使い方について紹介をした記事を書きましたが、今回は「AssistiveTouch」のソフトウェアボタンを完全に「ホームボタン」と同じ役割にカスタマイズする方法を紹介します。
これを設定することで、今まで「AssistiveTouch」のメニュー画面からホームボタンを選択するという操作をする必要がなくなり、本当にホームボタンと同じ感覚で利用することが可能となります。
通常の「AssistiveTouch」のメニュー画面はこのような形となっています。
今回紹介する設定をすることで、「AssistiveTouch」のメニュー画面が表示されずダイレクトにホームボタンと同じ動作となります。
iOS9のアシスティブタッチ。 pic.twitter.com/bBSDsa2O1V
— IT-Strike01 (@ITStrike01) 2016, 2月 23
設定する方法
以下、AssistiveTouchのソフトウェアボタンをホームボタン化する方法について紹介します。
まずは「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→、「AssistiveTouch」を選択して設定画面を開きます。
「AssistiveTouch」がオンになっていることを確認して「最上位メニューをカスタマイズ」を選択、右下にあるアイコンの増減をする項目で「ー」をタップし「1個のアイコン」になるまでアイコンを減らします。
アイコンが「カスタム」だけになったらこれをタップします。
「ホーム」を選択すると「AssistiveTouch」のアイコンがホームボタンと全く同じ動作をするように割り当てることができます。
これで設定は終了、AssistiveTouchのソフトウェアボタンをタップするだけでホーム画面に戻ったり、2回タップするとアプリスイッチャーを起動させることが可能となります。
他にもSiriやマルチタスクだけしか使わない場合などは一つだけ割り当てることでメニューを表示せずダイレクトに操作することが可能となります。
またiPhone 6s/6s Plusにおいては「3D Touchのアクション」の設定をすることができます。AssistiveTouchのソフトウェアボタンをを強く押すことで、それぞれの機能を呼び出すことができるので使い方の幅がさらに広がることになるので、設定しておくことをお勧めします。