iOS9のソフトウェアホームボタン AssistiveTouch をカスタマイズする方法
iOS9、AssistiveTouchをカスタマイズ可能に
ソフトウェアホームボタンとして機能するアクセシビリティの「AssistiveTouch(アシスティブタッチ)」ですが、iOS9よりアイコンの数を増やしたり好きな場所に任意の動作を登録することが可能となりました。
AssistiveTouchの設定は「設定」→「アクセシビリティ」の「AssistiveTouch」をONにすることで利用することが可能となります。
さらにオリジナルでカスタマイズするには「最上位メニューをカスタマイズ」をタップすることで可能となります。
アイコンは8個まで増やせる
AssistiveTouchのアイコンの数は最大8個まで増やせるようになります。右下にある「+」をタップするとアイコンが追加されます。
好きな機能を追加することができる
この時点ではアイコンに関連付けされた動作がないので「+」が表示されていますが、タップするとそれぞれの動作を追加することができます。今回は「マルチタスク」の機能を追加してみました。
さらに、「コントロールセンター」や「スクリーンショット」などの機能を追加しホーム画面にてAssistiveTouchを起動してみると、オリジナルでカスタマイズした機能のアイコンが追加されていることが確認できます。
iOS9のAssistiveTouchで利用できる動作は以下の通りです。
ホーム、通知センター、カスタム、デバイス、Siri、コントロールセンター、画面ロック、画面を回転、音量を下げる、音量を上げる、消音、ジェスチャ、トリプルクリック、シェイク、マルチタスク、スクリーンショット、画面の向きをロック、ピンチ、ダブルタップ。
マルチタスクやスクリーンショットが便利!
個人的にはホームボタンを2回押さないと起動できないアプリスイッチャーのマルチタスク機能や電源ボタンを押しながらホームボタンを押して使うスクリーンショットの機能が、ボタンひとつで利用することができるので非常に便利だなと感じています。
最近のiPhoneのホームボタンは昔のように効きが悪くなるといった事は少なくなり耐久性が向上しているようにも感じますが、少しでも長持ちさせたいならホームボタンを酷使せず、ソフトウェアのホームボタンを利用することをオススメします。
また、AssistiveTouchを駆使することでワンタッチで画面の明るさを極限まで暗くする方法などもあるので、使いこなすことができるとなかなか便利な機能と言えるかもしれません。