iPhone7のSSDストレージは32GBと128GB/256GBで転送速度が大きく違うことが判明!
iPhone7の32GBと128GB/256GBは転送速度が違う!
iPhone7とiPhone7 PlusのSSDストレージは容量の違いによってデータの転送速度が異なることが明らかになっていましたが、32GBモデルは128GBと256GBモデルと比較して8倍もデータの書き込み速度が遅いことが分かりました。
これはUnbox Therapyが「PerformanceTest Mobile」を使ってストレージ速度の違いを比較したもので、書き込み速度が128GBモデルで341MB/s、32GBモデルで42MB/s、読み込み速度が128GBモデルで856MB/s、32GBモデルで686MB/sだったことが明らかに。
読み込み速度はさほど差はないかもしれませんが書き込み速度に関しては8倍もの転送速度の差がついており、データを書き込む作業をするときなどはパフォーマンスの差が大きく出ることになるかもしれない状況です。
その他にもMacBookとiPhone7をLightningケーブルで接続をして4.2GBの映画を転送する処理を行ったところ、128GBモデルは2分34秒で転送することができたのに対し、32GBモデルは1分以上長い3分40秒掛かったことも明らかにしています。
フラッシュメモリの数により転送速度が左右される
どうしてこのような事態になってしまうのか疑問を持ってしまいますが、容量が多いSSDストレージは少ないSSDストレージより多くのフラッシュメモリを搭載しているのでデータを並列転送することができます。
つまり、構造上、容量の少ないモデルより多いモデルの方が転送速度が速くなるのが一般的と言えるので、この結果はあたり前の結果とも言えるのかもしれません。
できることなら容量は多い方が良い!
とはいえ、書き込み速度で8倍もの差があるのは動画をより多く扱う場合は大きくパフォーマンスの差が出てくることになるでしょうし、iPhone7を購入する際はストレージ容量だけではなく容量が少ないと転送速度も遅くなってしまうことを頭に入れておいた方がいいかもしれません。