「Air Mac Extreme」無線モードでの回線速度の違いを検証

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ADSLから光回線に!

ADSL50Mプランから、フレッツ光100Mプランへと変更し回線速度を計測したのでレビューします。元々使用していたのは、So-netの50M(受信)/12M(送信)のADSLで実測で、平均で6Mbps/2Mbpsくらいのスピードが出ていました。

50Mbps ADSL 実測

12M ADSL 送信

決して悪くはない速度でしたが、マンションタイプということで、光に変えても料金があまり変わらなかったことと、プラン変更による特典があったので同じSo-netでコース変更としてADSL→フレッツ光100Mに変更しました。

本日NTTが来て工事が完了し開通し早速回線速度を計測しましたが、光ってやっぱり速いですね。ずっとADSLを利用してきたので時代遅れかもしれませんが驚きです。先日、アップルの無線LANルーター「Air Mac Extreme」を購入したので2.4GHz帯と5GHz帯との比較もしてみました。

無線規格の種類

規格 速度(理論値) 周波数帯 特徴
IEEE802.11n (11n 450Mbps/
300Mbps
2.4GHz
5GHz
通信距離が長い
障害物に強い

電子レンジやBluetoothなどの電波干渉を受けない(5GHzの周波数帯を使った場合のみ)
価格が高い
IEEE802.11g (11a 54Mbps 5GHz 障害物に弱い
屋外で使用できない
電子レンジやBluetoothなどの電波干渉を受けない
IEEE802.11g (11g 54Mbps 2.4GHz 障害物に強い
電子レンジなどの電波干渉を受ける
IEEE802.11b (11b 11Mbps 2.4GHz

現在は、「802.11n」が主流となっており、最新のパソコンやMac、iPhone5、最新スマートフォンには採用されています。今後は「802.11ac」という新たな規格も登場しつつあります。

「Air Mac Extreme」2.4GHz 802.11n の速度

まずは、2.4GHz帯の802.11nに設定して速度を計測しました。

2.4GHz 下り受信

2.4GHz 上り送信

ADSLに比べて十分に早いのですが、3Mbps〜40Mbpsの間でバラツキがあり安定しない感じです。

「Air Mac Extreme」5GHz 802.11n の速度

そして、5GHz帯802.11nに設定して速度を計測しました。

5GHz 下り受信

5GHz 上り送信

ピーク速度も70Mbps近くととても速く、5GHz帯は非常に安定しており何回か計測しましたが30Mbps以上はたたき出しています。やはり、5GHz帯域の電波は他の電波からの干渉を受けにくく、非常に安定した通信をもたらしてくれているようですね。

ついでに2006年のiMacでも計測

iMac(2006年モデル)が眠っていたのでこの機種でも計測してみました。2006年頃は「802.11g」規格がメインとなり最大で54Mbpsが一般的でした。

80211g

iMacdown

iMacup

とはいえ、10Mbps以上を記録しておりさすが光回線といったところです。しかし、無線規格の違いでここまでのスピードの違いがあり、数年で無線回線の規格が進化し通信を速度もかなり上がっていることがわかりました。

追記:2016年現在は「802.11ac」という規格がメインで使われるようになっており、3つの電波を束ねることで最大で1300Mbpsという高速通信をすることが可能となっています。iPhone、iPad、Macはこの規格に対応しており2本束にする866Mbpsか1300Mbpsのどちらかの通信が可能となっています。

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