速いブラウザを開発するためGoogle、Apple、MS、Mozillaがチームを結成!
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新しい高速ブラウザの開発が明らかに!
Google、Apple、マイクロソフト、Mozillaの各社が協力してより高速なブラウザの開発を目指していることが明らかになりました。
これは各社のエンジニアが集結し開発を進める準備をしており、「WebAssembly」と呼ばれているそうです。
現在のウェブブラウザはコードの解釈にJavaScript使用しフォームや動的コンテンツなどの機能を実現していますが、WebAssemblyは.NETのようなバイトコードを利用することでデスクトップとモバイルブラウザでより効率的に動作しパフォーマンスが最大で20倍も速くなるとのことです。
Google、Apple、マイクロソフト、Mozillaが協力して開発が進められるWebAssemblyによって、アプリのように快適な動作がウェブブラウザで実現可能なものになるかもしれません。WebAssemblyプロジェクトはまだまだ初期段階なためメジャーなブラウザ開発者がこのプロジェクトの背後に控えているそうで近くにも公開されるのではないかとみられています。
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レンダリングエンジンは各社異なる現状
ウェブブラウザのレンダリングエンジンは各社によってバラバラとなっています。
2013年には同じレンダリングエンジンだったSafariとChromeまで違うものになってしまうなどし、ウェブサイト開発者は各ブラウザの表示チェックを個別にする必要があり場合によってはCSSハックを付与し各ブラウザごとに調整をするなど非常に手間が掛かっています。
- WebKit:Apple Safari、Google Chrome 27まで
- Blink:Google Chrome 28以降、Androidブラウザ、Opera 15以降
- Gecko:Mozilla Firefox
- Trident:Microsoft Internet Explorer
- EdgeHTML(Tridentベース):Microsoft Edge
今回の開発協力によってレンダリングエンジンも共通のものになるのかは不明ですが、共通の規格が発表されることに期待したいです。いずれにしてもベース部分の共通化を図ることによりパフォーマンスが高いウェブブラウザが実現できるのは喜ばしいことです。