MicrosoftがSurface Pro 5こと新型「Surface Pro」を正式発表!バッテリー駆動時間が大幅向上へ!
Microsoftが「Surface Pro 5」を正式発表
Microsoftが新型「Surface Pro」を正式に発表しました。Surface Pro 4の後継機ですが「Surface Pro 5」ではなく「the new Surface Pro」で発表しました。新型のSurface Proは内部設計が大きく見直してシリーズ最軽量となる768〜784gの本体重量でLTE内蔵モデルも用意されます。
内部設計の最適化で13.5時間のバッテリー駆動時間を実現
新型のSurface Proは内部パーツの見直しを実施し内部スペースを99%にパーツを詰め込み最適化をすることで最大13.5時間のバッテリー駆動時間を実現。
Surface Pro 4の9時間よりも50%以上もバッテリー駆動時間が伸び、10時間のバッテリー駆動時間を誇るiPad Proよりも35%も長く使うことができるように。
Intel 第7世代Coreプロセッサー「Kaby Lake」を採用
CPUにはIntelの第7世代Coreプロセッサー「Kaby Lake」が採用し、Surface Pro 3よりも2.5倍、iPad Proの1.7倍も性能が高くなっているとのことです。
Core m3、Core i5、Core i7からプロセッサを選択することができ、Core m3とCore i5を搭載してるモデルに関してはファンレス機構になっています。Core i7搭載モデルはファン付きですが騒音レベルは18dbとかなり静かな設計になっているようです。
またLTE Advancedモデムを内蔵したモデルも用意されるようです。(2017年後半以降にオプションで追加)
12.3インチPixelSenseを搭載
ディスプレイは3:2のアスペクト比となる12.3インチPixelSenseを搭載しインカメラはデザインの溶け込みうように配置されているとのこと。ピクセル密度は267ppiで12インチMacBookよりも50%以上も高解像度になっているとのこと。
PixelSense Acceleratorというカスタムチップを開発し色表現力を向上させ、これまで以上に鮮やかで精密でインパクトのなる映像を表示させることができるようです。
新スタイル「スタジオモード」
新型のSurface Proはヒンジ部分が再設計されたことで、Surface Studioで登場した「スタジオモード」にすることもできます。
水平に対し最大165度まで倒すことが可能となり外出先での筆記やスケッチなどに最適なスタイルです。
新型のSurface Penで精度向上へ
Surface Penも新型となりレイテンシー(遅延時間)が21msとなり反応速度が改善。4,096段階の筆圧検知に対応し、初代Surface Penよりも2倍正確に、4倍も圧検知性能が向上しているとのことです。
これはカスタムチップのPixelSense Acceleratorによって実現したもののようで、本物の紙に文字や絵を描いているように扱うことができるとのこと。また、Surface Studioで発表されたSurface Dialにも対応しています。
安定したタイピングができるSurface Proキーボード
Surface Pro 5のキーボード(Surface Pro Signature Type Cover)も新しくなっています。高品質のはさみ機構により安定したタイピングをすることができMacBookやiPad Proよりも簡単に、より快適に、より正確に、より鮮明に、簡単に作業をすることができるとのこと。
さらにキーボード部分にはAlcantaraファブリック素材を採用しプラチナ、ブルゴーニュ、コバルトブルーの3つのカラーが用意されています。
6月15日から発売、日本は未定
新型のSurface ProとSurface Pro Signature Type Coverはオーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、中国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、アイルランド、イタリア、韓国、ルクセンブルグ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スパン、スウェーデン、スイス、台湾、英国、米国の25カ国で2017年6月15日に発売が開始されます。
韓国や台湾があるのに日本が入っていないですね…。価格は799.99ドルからとなっています。なお、Surface Studioを6月15日より日本でも発売を開始することを正式に発表しています。