12インチMacBookはサブ機として究極のモバイルパソコン!妥協しないデザインも魅力!
1ポートしかないMacBookに賛否両論
Appleが2015年3月に発表した12インチの「MacBook」は入出力端子が充電ポート、外部ディスプレイへの出力を含めてUSB 3.1 Type-Cのみと大胆な設計になっていることから賛否両論は当然ながらあるデバイスだと思います。(ヘッドフォンジャックはあります)
ただ、個人的に感じるのはまだ使ってもいないのに「MacBook」は素晴らしい製品だと感じています。
Techcrunchは「Appleの新たな裏切り」というなかなか興味深い記事を書いています。12インチのMacBookを使用するユーザーはMacBookを充電をしながら作業をし、同時にiPhoneを同時に充電をすることができない、またはUSBドライブからデータを入力しながら外部ディスプレイへの出力もできないことに怒り心頭になるというものです。
その通りですね。
12インチの「MacBook」だけの場合は明らかに家で使うには相当使い難いデバイスであることは間違いないと思います。例えば「MacBook」で充電をしながら外部ディスプレイ出力をしてiPhoneの充電を同時にするとなればApple純正アクセサリー「USB-C VGA Multiportアダプタ」を使う必要があります。
このポートを使えば最大1080p(1980×1080ピクセル)までの外部ディスプレイへの出力と、USB 3.1 Type-Aの接続(つまりiPhoneの充電)、さらにUSB Type-Cへの接続が可能になる外部ストレージを1つで同時接続することができます。
なのでMacBookに3つのポートを毎回差し込みするよりは「USB-C VGA Multiportアダプタ」を帰宅したら1つのポートに差し込んだ方が楽なので、これはこれでアリなのかなとも感じます。
ただ、現時点では1980×1080ピクセルまでの外部ディスプレイまでしか対応していないのが痛いところです。ちなみに、MacBook自体はUSB-CポートにDisplayportケーブルを接続することで3840×2160ピクセルまで対応しています。
12インチMacBookは単体での利用が理想
ポートが1つしかないというデメリットはアクセサリーを追加することでメリットにもなりますが、そもそも12インチの「MacBook」はそのような使い方は向いていないと思いますし、AppleはiPadのように単体で利用する「MacBook」を想定しています。
実際に公式ページではワイヤレスでの接続のAirDropやBluetoothオーディオ、AirPlay、Instant Hotspot機能などを全面的に紹介しています。
ブログの記事を書く作業を外出先でする時はMacBook Airに搭載されている充電コネクタ、Thunderbolt、USBポートはムダと言ってもいいくらいです。それらの無駄なポートを削り落とすことによってモバイル性が大きく向上し、どんな場所でもiPadのように手軽に持ち運びができるデバイス、でもどんなに薄くなってもキーボードは使いやすさにはこだわりを持っている、それが「MacBook」なのかなと感じます。
新設計のキーボードが使いやすいかどうかは分かりませんが、キーの面積が広がったことやクリック感も新しいバタフライ構造で維持をしているらしいので個人的にはかなり期待をしている部分ではあります。
そもそもCore Mプロセッサを搭載している「MacBook」に外部ディスプレイの利用はかなり酷な使い方ですし、家で外部ディスプレイを接続してたまに外で作業をしたいというユーザーさんは、同じ148,800円で購入できる13インチのMacBook Pro Retinaを使うのが賢い選択となるでしょう。
15インチMacBook Proのサブ機として欲しい
個人的にはサブ機としての12インチ「MacBook」に非常に魅力を感じています。いつも15インチの大きなMacBook Proを持ち歩いてお客さんの所に行ったりもしていますが、これなら軽いですしスマートですしカッコイイですし…!
外でブログを更新など作業をするくらいならこのスペックでも十分なので本当にサブ機として購入しようか迷ってます!普通のWIndows PCにあるようなサブ機って5万円とかで買えることを考えると「なんて贅沢なサブ機なんだ!」って怒られそうですがね。
追記:12インチMacBookを購入しました!サブ機としてはかなり万能なモデルと言えそうです。
2016年3月に第2世代のMacBook、2017年6月に第3世代のMacBookがリリースされました。基本デザインは全く変更ありませんが、CPUが強化されたことで使いやすさが大きく向上したほか、第3世代ではキーボードが第2世代のバタフライキーボードに変更されたことで、タイピング性能を大きく向上し使いやすくなっています。